HP Mini 1000について、製品を担当する日本ヒューレット・パッカード パーソナルシステムズ事業統括 モバイル&コンシューマビジネス本部 プロダクトマネージャ 菊池友仁氏が概要を述べた。
菊池氏は2009年1月で創業70周年を迎えるHPの歴史を振り返り、これまで同社が世に送り出してきた革新的なモバイル製品を紹介。そして2007年暮れから立ち上がってきたNetbookという大きな市場において、「HPはリーダー的な立ち位置を獲得している」と自信を示した。「現在、Netbook/ミニノートPC市場はA4ノートPCからの買い換えや買い増し、1人1台という需要を喚起しており、メールのやりとりやブログの更新で扱いやすい入力環境を求められている。加えて、カバンに収めやすいスリムさや大画面、逆に小型であればあるほどデザイン性を求められる」と現状を分析し、力がぶつかり合いうずめきあっている様をイメージした「ZEN-Design uzu」の採用、厚さ25.9ミリのスリムボディや本体とACアダプタを持ち歩いても軽量で済むHP Mini 1000のアドバンテージを述べた。
最後にサプライズゲストとして、モデルの椿姫彩菜(つばきあやな)さんと俳優の要潤(かなめじゅん)さんが登壇し、トークショウを展開した。Vivienne Tam Editionを手渡された椿姫さんは「日ごろはパソコンでブログの更新とか、大学の友達とかと撮影した写真を保存して加工していますが、パソコンは重くて持ち歩けず、外ではケータイでブログを更新していました。だけど、この赤いパソコンはワクワク感があって、持っていると“できる女”に見えますね」と感想を述べた。
HP Mini 1000を持った要さんは「普段はPCで写真を撮りためたり、インターネットを見たりメールを書いています。ただこれまでのPCは10万円以上して重くて持ち出すことがなかなかできませんでしたが、このMini 1000はすごく軽くてコンパクトですね。シャープな外観でキーボードも大きいですね。仕事ではロケが非常に多いので持ち歩くのに便利そうです」と語り、価格が4万円台からスタートと聞かされると「本当に4万円台でいいんですか」とHPの菊池氏に確認する場面もあった。
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