AMD、Atom対抗「Yukon」プラットフォームをリリース

» 2009年01月06日 16時01分 公開
[ITmedia]

 米AMDは1月6日、超薄型ノートPC向けプラットフォーム(コードネーム「Yukon」)をリリースした。

 Yukonは、新プロセッサ「AMD Athlon Neo」とチップセット統合型グラフィックス「ATI RadeonTM X1250」を組み合わせたもので、オプションでスタンドアロン型グラフィックス「ATI Mobility Radeon HD 3410」も組み込める。1080pのHD(高精細)映像の再生に対応し、オプションのRadeon HD 3410を使えば3Dグラフィックスも実現可能という。HDMI、DVIなどのデジタル出力にも対応するため、HDテレビなどにも接続できる。

 「これまでノートPCでは、消費者は高額なフル機能のマシンか、機能が限定された低価格のミニノートPCで妥協しなければならなかった。このプラットフォームの投入で、バランスの取れたパフォーマンスを提供する手ごろな価格の薄型ノートPCを実現する」とAMDのクライアント部門コーポレート副社長クリス・クローラン氏は述べている。

 このプラットフォームは、Hewlett-Packard(HP)の薄型ノートPC「HP Pavilion dv2 Entertainment Notebook PC」に採用される。

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