「AMDが予定通りだなんて……」順調なスタートを切ったPhenom II X4古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2009年01月12日 15時30分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

約10万円の高級SSD「X25-M SSDSA2MH160G1C5」が登場も、ヒットの期待は薄い

インテル「X25-M SSDSA2MH160G1C5」

 リード250Mバイト/秒、ライト70Mバイト/秒という高速な転送速度を誇るインテルのMLC型SSD「X25-M」シリーズから、160Gバイトモデル「SSDSA2MH160G1C5」が登場した。価格は10万円弱で、在庫は少数。

 X25-M SSDSA2MH160G1C5は2.5インチサイズのSSDで、従来から出回っている80Gバイトモデル「SSDSA2SH080G1GN」の上位にあたる。インタフェースはSerial ATA。

 各ショップで注目されているが、ヒットを期待する声は少ない。入荷したソフマップ リユース総合館は「80Gバイトモデルが初回に8万円弱だったことを考えると、2倍の容量で10万円弱というのは値ごろかもしれません。しかし、現在はリード200Mバイト/秒超えの256GバイトSSDが6万円以下で売られているので、最高速とはいえ僅差のモデルを購入するという人は多くないでしょう。SSD市場が単なる値下がりだけでなく、ハイスペック化も進んでいることが、高級モデルの存続に警鐘を鳴らすカタチとなっていますね」と分析していた。

年末から出回っているPhotoFastの128Gバイトモデル「G-MONSTER V2 PF25S128GSSDV2」。価格は4万5000円前後だ(写真=左)。同じく年末登場にPatriotの256Gバイトモデル「PE256GS25SSDR」は、8万3000円前後で売られている(写真=右)

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