2008年冬モデルの登場とともに、久々にLet'snoteの新たなバリエーションとして追加された「F」シリーズには、ワイド画面の採用、DisplayPort対応ミニポートリプリケータ(オプション)など、さまざまな新機軸が盛り込まれていたが、なんといっても、最大の特徴は「ハンドル」にある。
これまでも、Let'snoteシリーズではボディの形状に工夫を凝らしたり天板のボンネット加工といったアプローチで、“持ちやすいノートPC”を常に追求してきたが、「F」シリーズではその答えをハンドルに見出した。このハンドルは収納時にはボディとほぼ一体化するため、見た目や利用時の使い勝手を損なうことなく、必要に応じて引き出せば、本体を片手で安全に持ち運べる。ハンドルのおかげでユーザーは物理的な負担の軽減もさることながら、落下に対する精神的不安を感じなくてすむのだ。
ノートPCを持ち運ぶときには、落下の危険性が常につきまとう。屋外ではバッグに入れて持ち運ぶことが多いため、それほど感じないかもしれないが、社内移動や自宅での利用など、本体をそのまま持ったまま移動する屋内においては、PCを実際に落としてしまうケースが意外なほど多い。ユーザーが注意を払っていても、だ。特に「F8」のような、デスクトップPCにも匹敵する性能を有したオールインワンノートPCでは、屋内で移動しながら利用する機会が少なくないため、ハンドルの追加による安全効果はきわめて高いといえる。
落下への耐性の強さをうたったLet'snoteとはいえ、「落としてもいいや」と割り切っている人などいないはずだ。もちろん、ハンドルさえ装備されていれば、どんな状況でも大丈夫というわけでもない。ハンドルにより、持ち運び時の落下の可能性を排除するとともに、万が一の場合にはタフボディが故障やデータ損失を防いでくれる。まさしく、二重の安心を提供しているのだ。
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企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年3月4日