デルが放つ低価格スリムノート「Inspiron Mini 12」の中味を拝見したむきました(2/2 ページ)

» 2009年02月04日 16時16分 公開
[王深紅,ITmedia]
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メインモジュールに主要チップを凝縮

 CPUとメインメモリ、そしてチップセットが実装されたメインモジュールは約67(横)×70(縦)ミリとコンパクトで、メモリスロットと同じような形でマザーボードに装着されている。試しに200ピンのSO-DIMMモジュールと交換したところ、ピッタリと収まった。1Gバイトのメモリは表面と裏面に分かれて実装されており、将来的には2Gバイトのメモリや、より高速なCPUへの換装がワンタッチで行える効率的な仕組みを採用している。マザーボードは195(横)×130(縦)ミリと小型で、左側面にある2基のUSB 2.0やアナログRGB出力端子はケーブル経由で装備される。

 本機は、いわゆるNetbookとは異なる立ち位置に属するモデルだが、シンプルで必要最低限な内部構造を見る限り、最もNetbookらしい1台ということがいえそうだ。

Atom Z530/Z520のCPUとIntel AF82US15Wのチップセット、1Gバイトのメモリは1枚のモジュールで提供される(写真=左)。裏面にはメモリモジュールやクロックジェネレータが並ぶ(写真=右)

マザーボードも小型で、すべてのチップは表面にまとまっている

Inspiron Mini 12を構成するパーツ。いたってシンプルなのが分かる

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