ギガバイトからは、ほかにも複数のマザーボードが登場した。インテル系ではIntel X58 Expressを搭載したATXマザー「GA-EX58-UD4P」が店頭に並んだ。価格は3万円弱で、在庫は潤沢だ。2基のPCI Express x16スロットに加え、PCI Express x8スロットを持つ。メモリスロットはDDR3用に6基用意している。
しかし、ギガバイト製X58マザーで注目を集めているのは、同ジャンルで最安値となる「EX58-UD3R」とのコメントが多かった。こちらは2万2000円前後で出回っている。T-ZONE.PC DIY SHOPは「GA-EX58-UD4Pはラインアップ拡充モデルですからね。今は、できる限り安くCore i7マシンを組みたいという人が多く、最安値のEX58-UD3Rがヒットしています」という。
ただし、EX58-UD3RはDDR3メモリスロットが4基と制限されているため、ためらうユーザーも少なくないそうだ。そこで期待が集まっているのが、MSIの「X58 PRO」。試作品を展示していたソフマップ秋葉原本館は「メモリスロットを6基備えるなど、平均的なX58マザーの機能を搭載しながら、2万3000円前後で登場する予定です。将来の拡張性を犠牲にせずに安くCore i7マシンを組みたいという人にうってつけのマザーボードでしょう」と話していた。
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