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» 2009年03月04日 04時04分 UPDATE

2.5分で分かるアップル新製品:今度の新型Macシリーズは何がスゴイのか

アップルがコンシューマー/プロ向けデスクトップPCのラインアップを一新。最新アーキテクチャの採用とMini DisplayPortの採用がトピックだ。

[ITmedia]

コンシューマー向けのiMacとMac miniに新モデルが登場

ht_0903am01-1.jpg 新型iMacシリーズ

 3月3日、アップルがデスクトップPCのラインアップをフルモデルチェンジした。具体的には、プロシューマー向けの「Mac Pro」、コンシューマー向けでは液晶一体型の「iMac」、超小型の「Mac mini」が更新された。

 コンシューマー向けでは、新型MacBookファミリーで採用されたグラフィックス統合型チップセット「GeForce 9400M」の導入によるグラフィックス性能の底上げがポイントで、メモリもDDR2からDDR3に高速化した。さらにiMacでは、NVIDIAの最新GPUであるGeForce GT 130/120搭載モデルが用意されている。細かいところでは、iMacMac miniともにMini DisplayPortが追加され、Apple Remoteがオプション扱いとなった。なお、搭載OSはMac OS X v10.5 Leopardで、iMovie、GarageBand、iWeb、iDVDで構成される最新のiLife '09も付属する。

 iMacはこれまでの3モデルから、4モデルに拡充され、24型ワイド液晶(1920×1200ドット)搭載の上位3モデルと、20型ワイド液晶(1680×1050ドット)を搭載する下位1モデルという構成になった。従来機では最上位だった24型ワイドモデルが15万8800円から、20型ワイド搭載のエントリーモデルなら12万8800円で買えるようになったのも見逃せない。

 CPUは上から3.06GHz/2.93GHz/2.66GHz/2.66GHz、メモリは上位3モデルが標準で4Gバイト(最大8Gバイト)、下位モデルが2Gバイト、HDDは1Tバイト/640Gバイト/640Gバイト/320Gバイトを装備する。

ht_0903am02-2.jpght_0903am03-3.jpght_0903am04-4.jpg 本体部とアルミスタンドというデザインやボディサイズは従来機と共通だが、背面の端子からFireWire 400ポートが省かれ、ビデオ出力がMini-DVIからMini DisplayPortに変更されている

ht_0903am14.jpght_0903am15.jpght_0903am16.jpg 付属のキーボードがテンキーレスになって小型化した。BTOでは差額なしでUSキーボードやテンキー付きが選べる(ワイヤレスはプラス3800円)

 一方のMac miniは、サイズが165.1(幅)×165.1(奥行き)×50.8(高さ)ミリ、重量が約1.31キロのスクエアボディを引き継ぎつつ、内部システムを一新してグラフィックス性能が大幅に向上した。ラインアップは2モデルで、CPUは2.0GHz Core 2 Duo(2次キャッシュは3Mバイト)、光学ドライブは最大8倍速の2層記録対応SuperDriveと共通だ。最大4Gバイトまでメモリが搭載可能になったほか、USB 2.0ポートが5基に増え、Mini DisplayPortとMini-DVI、そしてFireWire 800ポートの新搭載が目を引く。価格は上位モデルが8万9800円、下位モデルが6万9800円とコストパフォーマンスが高まった。

ht_0903am05.jpght_0903am06.jpght_0903am07.jpg これまでの超小型ボディを引き継ぎつつ、内部システムを改めた新型Mac mini。背面からDVIポートがなくなり、Mini DisplayPortとMini-DVI、FireWire 800ポートが追加された

プロシューマー向けのMac Proもフルモデルチェンジ

 プロ向けのMac Proは、開発コード名「Nehalem」の新CPUであるXeon 5500番台/3500番台を採用し、メモリもDDR2 ECC FB-DIMMからDDR3 ECC SDRAMに変更され、最大32Gバイトまで搭載可能になった。グラフィックス機能は512MバイトのGDDR3メモリを備えたNVIDIA GeForce GT 120搭載カードになり(BTOでATI Radeon HD 4870も選択可)、描画性能がアップした。加えて内部構造が見直され、メンテナンス作業が容易に行えるようになった。価格は8コアモデル(MB535J/A)が35万8000円、クアッドコアモデル(MB871J/A)が27万8800円だ。

ht_0903am08.jpght_0903am09.jpg Hyper-Threadingで最大16スレッドの同時処理に対応した新型Mac Pro(写真=左)。メモリスロット部分が手前に引き出せるようになり、増設作業が簡単になった(写真=右)

 また、同日行われたデスクトップ型Macのアップデートに合わせて、AirMac ExtremeベースステーションとTime Capsuleが、2.4GHzと5GHzの同時デュアルバンドネットワークに対応した。価格はAirMac Extremeベースステーション(MB763J/A)が1万8400円、Time Capsuleは1Tバイト版(MB765J/A)が5万800円、500Gバイト版(MB764J/A)が3万800円だ。

 なお、15インチMacBook Proでは上位モデルのCPUが2.66GHz Core 2 Duoになり、BTOカスタマイズのメニューに2.93GHz Core 2 Duoと256GバイトSSDが追加された。

ht_0903am10.jpght_0903am11.jpg デュアルバンドに対応したAirMac Extremeベースステーション

ht_0903am12.jpght_0903am13.jpg 新型Time Capsule。容量は1Tバイトと500Gバイトのままだ

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