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» 2009年03月04日 18時00分 公開

CeBIT 2009:フルHDも最新3Dゲームもおまかせっ!な“ボードPC”

ボードPC的なスタイルで日本でも注目されているMSIの液晶一体型のAEシリーズ。事前公開で披露された上位モデルのほかにもハイエンドな1台が展示されていた。

[長浜和也,ITmedia]

 CeBITのMSIブースで注目される展示製品については、事前公開イベントでMSIドイツのマネージャーを務めるディレク氏のスピーチで取り上げられた「X340シリーズ」や「Wind Top AE2010」を紹介しているが、それ以外にも注目したい未発表製品がCeBIT 2009で多数登場している。ここでは、その中から、液晶一体型の最上位モデルを、画像を中心にチェックしていこう。

1920×1080ドット表示可能なタッチパネルディスプレイ

 液晶一体型PCの最上位モデルとして展示されていたのは、3月2日の事前公開で披露されたAE2010より、さらに大型の液晶ディスプレイを搭載する「Wind Top AE2200」だ。型番からも想像できるように、液晶ディスプレイのサイズはAE2010の20型ワイドよりもさらに大きい21.6型ワイドで、解像度は1920×1080ドットまで対応する。AE2010と同じく、タッチパネルをディスプレイに組み込んでおり、指先のタッチで操作ができるようになっている。

事前公開イベントでは紹介されていなかったAEシリーズの最上位モデル「Wind Top AE2200」がMSIのブースで展示されている(写真=左)。その姿はAE1900とほとんど変わらないが、AE2010と並べるとその大きさの違いは明らかだ(写真=右)。液晶ディスプレイのサイズは21.6型ワイドで1920×1080ドットの表示が可能

 ユニークなのはシステム構成で、AE2200では通常タイプのディスクトップ向けCPUを導入した。CPUはCore 2 Duo E5400で、チップセットはIntel G45 ExpressとICH10の組み合わせを採用する。DDR2のメモリを標準で2Gバイト、HDD容量は320Gバイトとなる。さらに、MXMインタフェースを用意しているため、チップセットに統合されたIntel GMA 4500MHDではなく、MXMで供給されるGPUモジュールを組み込めば、最新ゲームに十分対応できるだけの3D性能を発揮することもできる。

 MSIでは、AEシリーズのラインアップを「Atomの1900、Atrhlonの2010、Core 2 Duoの2200」と区分けしており、それぞれで製品を展開する構想を持っているそうだ。

AE2200の左側面と右側面

AE2200の背面に用意されたインタフェース。見えにくいが奥にあるのはeSATAのコネクタだ。HDMIの表示も見えるがサンプルではカバーで隠されている(写真=左)。カラーバリエーションはホワイトとブラックの2種類。ブラックモデルはゲーミングPCのコーナーに展示されており、一見違和感を覚えたが、GPUがMXMでアップグレードできるため、最新の3Dゲームを1920×1080ドットで楽しむことも可能だ

 AE2200は、リビングにおいても違和感のないデザインを持ち、1080i対応のフルHDの再生から最新の3Dゲームまでカバーするなど、その守備範囲は非常に広い。出荷開始は2009年6月の予定。「価格は?」の質問にMSIのスタッフは「先のことは分からないな」と回答してくれた。

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