「ぐ、偶然なんだからねっ」――“新生ツクモ”がグランドオープン、期間限定でじゃんじゃん亭も古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2009年03月21日 18時30分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「小型で高性能こそ最強!」――microATXサイズのX58マザーが一部で熱狂的に売れる

ASUSTeK「RAMPAGE II GENE」

 今週注目集めていた新製品に、ASUSTeKのmicroATXマザー「RAMPAGE II GENE」が挙げられる。価格は3万2000円前後で、在庫は潤沢だ。

 RAMPAGE II GENEは、SLIやCrossFire Xが構築できるPCI Express x16スロットを2基備えたX58マザーで、DDR3メモリスロットも6基備えている。そのほか、CPUのモデル名を指定すると同等レベルのスペックまでオーバークロックする機能などを搭載する。

 microATXサイズを感じさせない充実した機能に熱視線を送るユーザーと店員は多い。クレバリー1号店は「ATXサイズなら多機能&高性能は当たり前ですが、microATXサイズで実現したのはスゴイ。同じ高性能なモデルでも、より小型のものに価値を見いだす人は昔からいて、RAMPAGE II GENEも好調に売れていますね。これはやっぱり日本人気質ということでしょうか」と話していた。

 なお、microATXサイズのX58マザーは、2009年2月にDFIから「LANPARTY JR X58-T3H6」が登場している。こちらも3万円弱の高価なモデルだが、現在も根強い人気があるという。RAMPAGE II GENEと同じく、6基のDDR3スロットと2基のPCI Express x16スロットを備えている。

 逆にローエンド志向でもmicroATX人気は高い。今週はMSIからG31マザー「G31M3-F V2」が登場した。価格は5000円弱で、在庫は潤沢。BLESS秋葉原本店は「Core 2 DuoやCore 2 Quadが搭載できるお得なマザーです。Netbook程度の予算でメインマシンが組めるので、地味ながらロングヒットしそうですね」と語っていた。

RAMPAGE II GENEの基板。ATXサイズの「RAMPAGE II Extreme」に近いデザインとなっている(写真=左)。microATXサイズのX58マザー第一弾として投入されたDFIの「LANPARTY JR X58-T3H6」(写真=中央)。こちらはMSIの「G31M3-F V2」(写真=右)

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