ゲイムマンが新生スペランカーを「FlexScan HD2452W」でマジプレイ!伝説が色鮮やかによみがえる(3/3 ページ)

» 2009年03月23日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
PR
前のページへ 1|2|3       

多人数の同時プレイもHD2452Wならもっと盛り上がる

 みんなでスペランカーの最大のウリは、タイトルにもなっている通り“みんなでプレイできる”ことだ。オフラインでは画面を4分割しての、4人同時プレイに対応している。同時プレイのゲームモードは2つで、スペランカーたちが協力して先へ進む「みんなで探険」と、クリアまでのスピードを競う「みんなで競争」が選べる。さらに、オンラインだと6人まで一緒にプレイできる。まさかスペランカーをオンラインで遊ぶ日が来ようとは、思ってもみなかった。

オフラインなら最大4人(写真=左)、オンラインなら最大6人(写真=右)で同時プレイが可能だ。左の画面は「みんなで探険モード」だが、残機をすべてのプレイヤーで共有する「残機共有制」となっており、残機が0の状態でミスすると、そのプレイヤーは仮死状態となり、ゲームオーバーまでのカウントダウンが開始される。この際、ほかのプレイヤーが仮死状態のプレイヤーに接触するとゲームに復帰できる「蘇生(そせい)」システムを用意している。また、プレイ中の他プレイヤーとコミュニケーションをとるために、アイコンを使ったシンボルチャット機能も持つ。何事も助け合いが大事なのだ

 今回はみんなでワイワイと4人同時プレイを体験してみた。つまり、HD2452Wの画面が4分割されて映し出されるわけだが、これが思いのほか見やすい。24.1型のワイド画面はリビングに置かれる薄型テレビの売れ筋サイズより小型だが、フルHD対応の高解像度を備えているため、4分割されても精細さが損なわれず、スペランカー特有の小さな障害物もはっきり見える。HD2452WはVA方式のパネルで視野角が広いため、多人数で画面を取り囲んでプレイしても、端にいる人が表示が見づらくなるようなこともない。

 最近はもっと小さい21.5〜22型ワイドの画面サイズでフルHDを表示できる液晶ディスプレイが増えつつあるが、このような多人数同時プレイで画面が分割されるシーンでは、24.1型くらい画面が大きくないと、プレイしにくいかもしれない。また、低価格のディスプレイは視野角で不利なTNパネルが主流なので、画面を4人で囲んでプレイするのもちょっと厳しいだろう。

みんなでワイワイ盛り上がれる4人同時プレイもHD2452Wならキチンと表示できる(写真=左)。HD2452Wは視野角が広いので、こんなに横から見ても表示がはっきりしている(写真=右)

 このようにHD2452Wでプレイする新生スペランカーはすこぶる快調だが、だからといってゲームが簡単になるわけではなかった。むしろスペランカーの貧弱さは健在で、ファミコン版を知っていれば、思わず苦笑いしてしまうほど。

 開発陣もそこは十分心得ていて、ミスモーションも多彩になっている。段差でつまずいたり、爆風に巻き込まれたり、ミスモーションが出る度に、みんなが盛り上がって「ああ、やっぱりこれはスペランカーなんだ」と再確認する。新作だからゲームバランスが「スペランカー」っぽくなくなって、普通のアクションゲームになっていたらどうしようと心配していたが、それも取り越し苦労だった。

多彩なミスモーションもHD2452Wなら鮮やかに表示され、ファミコン版でのトラウマが鮮明によみがえってくるようだ……。それにしても、この程度の段差で残機が減るとは相変わらずの貧弱ぶりである(写真=左)。ステージ1もクリアできず、あえなくゲームオーバー(写真=右)。ゲームオーバー後のメッセージはゲームの進行度によって変わってくる。ちなみに、各ステージに隠された石板を集めて謎の絵画を完成させるというやり込み要素も加わっている

 先に試した1人でプレイする「ひとりで探険」モードも事前に想像していたより、はるかに充実している。ダウンロード専売なんだから、短いゲームかと思っていたらとんでもない。全100ステージもある本格派アクションゲームになっているのだ。今回は時間が少なかったので先のステージへは進めなかったが、氷河や火山、ピラミッドといった、多彩なステージが用意されている。それはぜひHD2452Wの高画質で体験したかったなあ。

ゲーム好きなら、春のディスプレイ購入はHD2452Wがおすすめ!

 スペランカーでは試せなかったが、HD2452Wにはほかにもゲーム向け機能が満載だ。以前紹介したように、低解像度のゲーム機の画面をドットバイドットで表示できる「リアル」や、それを2倍に拡大して見やすくした「2×リアル」といった表示モードがある。これらはレトロゲームを当時のゲーム機でプレイするときに大変便利。

 それから、プレイステーション・ポータブル(PSP)をつなげて、HD2452Wの画面の横幅いっぱいに正しい縦横比で映像を映し出せる表示モード「ポータブル」の搭載もうれしい。ちょうど、スペランカーと同じアイレムソフトウェアエンジニアリングから、4月にPSPで「絶体絶命都市3 ―壊れゆく街と彼女の歌―」が発売されるので、その際には迫力の大画面で災害に見舞われた島からの脱出を試みよう。最近はPSPで魅力的なタイトルがぐっと増えてきたので、HD2452Wのポータブルモードも価値が上がったと思う。

 そして、繰り返すようだけど、HD2452WはPS3やXbox 360のような最新のハイビジョンゲームをプレイする場合に最高のパフォーマンスを発揮してくれる。春は入学や就職などで、新しい生活に入る人も多いと思うが、この機会にディスプレイも新調してみてはいかがだろうか? そして、アナタがゲーム好きなら、HD2452Wの映像美と高機能は期待に十分すぎるほど応えてくれるだろう。

「FlexScan HD2452W」でプレイする「みんなでスペランカー」、十分堪能させてもらいました

豪華ゲストが集う「スペランカー発売記念パーティー」に潜入!

 3月13日、アイレムソフトウェアエンジニアリングがEIZOガレリア銀座にて「SPELUNKER LOUNGE」なるパーティーを開催すると聞き、わたしも駆けつけた。ゲーム業界関係者を招いて、「みんなでスペランカー」の発売をみんなで祝おうというクローズドイベントだ。こうしたイベントをEIZOガレリア銀座で行うのは初めてだそうな。

 それにしてもこのパーティー、ゲストがめちゃめちゃ豪華。レトロゲームが大好きなアイドルとして有名な杏野はるなさんをはじめ、「ゼビウス」の遠藤雅伸氏、「かまいたちの夜」の麻野一哉氏、「アクアノートの休日」の飯田和敏氏、「ぷよぷよ」の米光一成氏、「ICO」の上田文人氏、「moon」の西健一氏、フリーライターのローリング内沢氏など、そうそうたる面々だ。うーん、すごい。

 ところで、よく見るとゲストの中にわたしのマイミクさんが3人ほどいらっしゃるんですけど……。3人はちゃんとゲストとして招待されて来ていたのに、わたしの立場は一体!? ひょっとして“呼ばれてないのに勝手に来ちゃった人”みたいに思われてなかっただろうか。大丈夫?

FlexScan HD2452Wは試遊台として大活躍(写真=左)。会場内では、スペランカーギャルズが飲物や食事をサーブしてくれた。当日集まったゲストは、麻野一哉、杏野はるな、飯田和敏、上田文人、江南匡晃、遠藤雅伸、倉島一幸、鈴木英夫、西健一、結城昌弘、米光一成、ローリング内沢と超豪華(五十音順、敬称略/写真=右)

 さて、気を取り直して、パーティの模様をざっとお届けしよう。まずは、ゲストを代表して杏野はるなさんが「ひとりで探険」モードをプレイ。杏野さんはファミコン版「スペランカー」を何周もクリアできるスゴ腕だが、今回はリニューアルしたグラフィックスに目が慣れていないようで、ファミコン版にはなかった「転がる岩」に押しつぶされてゲームオーバーとなった。この人、意外に本番に弱いとこあるからなぁ(ボソッ)。

 その後は参加者が4人ずつ「みんなで競争」モードで対戦した。最初にゴールした人には、石川県産の特製ワイン(スペランカーのラベル付き!)がプレゼントされるという大盤振る舞いだ。第1試合にはリベンジに燃える杏野さんが再登場。見事、“20歳の若さ”(本人談)により、トップでゴールしてワインをゲットした。さっきは本番に弱いなんていってゴメンナサイ。おめでとうございます!

 ちなみに、わたしも2回ほど対戦に参加したが、ロープに飛び移るのに失敗したり、うっかり穴に落ちたりといったスペランカーの“あるあるネタ”を繰り返してワインを逃してしまった。どうせわたしは下戸だから悔しくなんかないもん!

特製ワインをかけた4人対戦は、みんな本気でプレイ(写真=左)。ミスしたときの“あの効果音”が、夜の銀座に流れ続けるのであった。わたしも対戦してみたものの、ミスしまくりで、もう笑ってごまかすしかない……(写真=右)

 このほか、ゲームの配信に合わせて3月にスタートするというPlayStation Home内の「みんなでスペランカー」用ラウンジ「洞窟探険家が集う場所」も公開された。ラウンジ内のグラフィックスはスペランカーの世界観が再現されていて、探検気分を盛り上げてくれる。ラウンジ内で出会った人と同時プレイを楽しめるマッチング機能もあるので、購入後はぜひアクセスしてみてほしい。

PlayStation Home内の「洞窟探険家が集う場所」には、スペランカーでおなじみのトロッコやアイテムなどが飾ってあり、ゲームの世界観を味わえる


(C)Tim Martin
(C)1985,2008 IREM SOFTWARE ENGINEERING INC.
Licensed by Tozai, Inc.
前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:株式会社ナナオ
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年4月22日