先週注目を集めていたニューフェイス4製品を一挙に紹介したい。まずはD0ステッピングに移行した「Core i7 920」。従来のC0ステッピングと同じ3万1000円前後で出回っており、在庫はやや少数。C0に比べて目立った変更はないが、入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPによると「発熱耐性が上がっているようで、従来に比べてさらにオーバークロックしやすくなったと評判です。指名買いする方が多いので、ウチではC0と混ぜずに別モデルとして扱っています」とのこと。登場したのは4月初旬だが、評判が広がって徐々に売れ行きが上向いているそうだ。
ウェスタンデジタルからは、単体で動作するメディアプレーヤー「WD TV」が1万5000円弱で登場。3.5インチHDD用外付けケースに近いサイズで、AV機器用にHDMI出力とコンポジット出力を備える。外付けHDDなどをUSBケーブルで繋ぐと、内部に保存した動画や音楽がテレビで楽しめる仕組みだ。対応する動画はMPEG-1/2/4とWMV9、AVI、MPEG-4/H.264など。「MPEG-2/4ではフルHD出力が可能です。HDD以外のウェスタンデジタル製品はめずらしいので、目をとめる人は多いですね」(BLESS秋葉原本店)。
最後はエスケイネットの新型地デジチューナーカード2モデル。64ビット版Windows Vistaに対応した「MonsterTV HDP2 Gold」と「MonsterTV HDP Gold」で、価格はそれぞれ1万9000円前後と1万2000円弱となる。「ダビング10の対応によりBD/DVDへのコピーができるようになりました。64ビット版Vistaで使える安価なカードとしてロングヒットしそうです」(フェイス本店)という。なお、MonsterTV HDP2 Goldはダブルチューナーを搭載し、2番組同時録画に対応する。
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