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» 2009年04月20日 18時00分 UPDATE

2009年PC夏モデル:速攻フォトレビュー──dynabook UXの“打ち心地”をチェックする (1/2)

東芝のNetbookが生まれ変わった。dynabookのブランドを付けたあたりにも彼らの“やる気”が感じられる。東芝のNetbookに対する「本気度」を確認してみよう。

[長浜和也,ITmedia]

 2009年夏モデルで登場した東芝の第2世代Netbook「dynabook UX」は、国内メーカーで初めてとなる最新CPUのAtom N280(動作クロック1.66GHz)を搭載しただけでなく、ボディに凹凸のある溝をあしらった斬新なデザインにも注目が集まるが、そういった“目立つ特徴”以上に東芝が訴求したいポイントが「キーボード」だという。

 2008年までなら、「小型、軽量、低価格が求められるNetbookだから、小さいキーボードでがまんがまん」が暗黙の了解であったが、10型ワイドを超える液晶ディスプレイを搭載するNetbookが登場するにつれてキーピッチも広くなり、それに伴ってキーボードの入力環境も改善されつつある。しかし、dynabook UXが実現した「キーピッチ=約19ミリ」はこれまでの10型ワイドクラスのNetbookにはなかった、ノートPCとしてもゆとりのあるサイズといえる。

 東芝の開発陣が「設計で一番優先順位が高かったのはキーボード」と説明する、dynabook UXの外見とパフォーマンスを、画像を中心に紹介しよう。

kn_ux_01.jpgkn_ux_02.jpg dynabook UXではスノーホワイトとサテンブラウンのカラーバリエーションが用意される。今回評価したのはサテンブラウンモデルだ(写真=左)。dynabook UXの天面には凹凸で構成されるストライプが斜めに施されている。つやのある光沢塗装が主流のNetbookでは珍しいだろう。筆者は手のひらにたっぷりと汗をかくため、いつもボディに指紋がつきまくってしまうのだが、dynabook UXの天面ではそういうことを気にすることなく、気軽に持ち歩くことができた(写真=右)

大容量バッテリーなら10時間駆動が実現する

 dynabook UXはCPUにAtom N280を搭載するが、チップセットは従来のNetbookと同じ、Intel 945GSE Expressを採用する。次世代の“GN40”を採用しなかった理由について、東芝の開発陣は「エンターテインメント向けの性能も大事だが、dynabook UXではそれ以上にバッテリー駆動時間を優先させた。そのため、動画再生能力に優れたGN40ではなく、消費電力を抑えることができるIntel 945GSE Expressを選択した」と説明する。dynabook UXのバッテリー駆動時間は、標準付属のバッテリーパックで約4時間、オプションの大容量バッテリーパックを搭載すれば10時間にも達する。Netbookとしてはバッテリー駆動時間が最も長い部類に入る。

 先代の東芝Netbook「NB100」は、本体に搭載されたインタフェースの充実度がユーザーから高く評価されていたが、dynabook UXも、アナログRGB出力、有線LAN(100BASE-TX、10BASE-T対応)、SDメモリーカード(SHDC対応)、MMCに対応したメモリカードスロットなどを搭載する。3つも用意されたUSB 2.0のうち、左側面の1つは本体電源がオフでもUSBに接続した機器に充電できるスリープアンドチャージに対応する。

kn_ux_03.jpgkn_ux_04.jpg 今回試用した評価機は大容量バッテリーパックを搭載していた。標準バッテリーパックの場合、背面にバッテリーが飛び出すことはない。dynabook UXのサイズは約263(幅)×193(奥行き)×25.4〜32.4(厚さ)ミリ。重さは、標準バッテリーパック搭載時で約1180グラム、大容量バッテリーパック搭載時で約1330グラムになる(写真=左)。液晶ディスプレイは10.1型ワイドで解像度は1024×600ドット。輝度は8段階で調整できる(写真=右)

kn_ux_05.jpgkn_ux_06.jpg dynabook UXの正面と背面。正面にはSDメモリーカードスロットが用意されている

kn_ux_07.jpgkn_ux_08.jpg dynabook UXの左側面と右側面。左側面にあるUSB 2.0は本体電源がオフでも充電可能なスリープアンドチャージに対応する

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