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9年連続で世界シェアNo1:常に最高の性能と品質を求めて――デルの新生「Precision」ワークステーション発進 (1/2)

デルのワークステーション「Precision」シリーズで中核をなすタワー型モデルが一新された。定評あるメンテナンス性の高いボディはそのままに、内部のアーキテクチャを世代交代しており、マルチスレッド対応アプリケーションで最大90%ものパフォーマンス向上を果たしたという。企業の効率化をさらに推進する新世代Precisionの実力を探る。

Precisionのタワー型3機種がモデルチェンジ

 デルのPCワークステーション事業は、ここ10年余りで急激な成長を遂げてきた。1997年に「Precision」ブランドを引っさげて市場へ参入すると、翌1998年には早くもパーソナルワークステーション市場で世界2位のシェア(出荷台数)を獲得。2000年にはワークステーション市場全体での出荷台数が世界1位となり、そこから現在に至るまで、9年連続でシェア1位をキープしている。

 2009年4月1日に国内販売が開始された「Precision T3500」「同 T5500」「同 T7500」の3機種は、タワー型ワークステーションの最新モデル。2007年の10〜11月に投入された「Precision T3400」「同 T5400」「同 T7400」の後継機にあたり、内部のアーキテクチャを刷新しているのが大きな特徴だ。

tm_0904pre01.jpgtm_0904pre02.jpgtm_0904pre03.jpg 左から、「Precision T3500」「同 T5500」「同 T7500」

 Precisionブランドの製品ラインアップは、タワー型が3機種、ノート型が3機種、ラックマウント型が1機種の合計7機種で構成されている。その中でも今回発売されたタワー型の3機種はPrecisionブランドの中でも主力に位置付けられる製品だ。

Xeon 5500シリーズの採用で生まれ変わったPrecision

tm_0904pre04.jpg ラージ・エンタープライズ マーケティング ジャパン・マーケティング本部 クライアントソリューション・ブランドマネージャの堀内朗氏

 約1年半ぶりにモデルチェンジを果たしたタワー型Precisionの性能について、デル ラージ・エンタープライズ マーケティング ジャパン・マーケティング本部 クライアントソリューション・ブランドマネージャの堀内朗氏は、「見た目こそ従来と変わらないが、中身をリフレッシュしたことで、ワークステーションに求められるアプリケーションの処理速度が大幅に向上した」と語る。

 その中身だが、3モデルとも「Nehalem-EP」の開発コード名で知られるインテルの最新CPU「Xeon 5500」シリーズを初めて採用した。Xeon 5500シリーズは、性能を向上しながら、消費電力とのバランスを最適化することで、ランニングコストと管理コストの削減を図っているのがポイントだ。

 CPU内部の設計はイチから見直され、今までチップセット側にあったメモリコントローラをCPU内に統合することで、性能のボトルネックとなるメモリアクセスのレイテンシを低減するとともに、メモリの帯域幅を拡張している。

 また、複数のスレッドを1つのCPU上で並列に実行できる高速化技術の「Hyper-Threading Technology」を搭載しており、クアッドコアXeon 5500のシングルプロセッサ構成で8スレッド、デュアルプロセッサ構成では16ものスレッドを同時処理することが可能となった。これにより、デュアルプロセッサ構成が可能なT5500とT7500では前モデルと比較して、マルチスレッド対応アプリケーションのパフォーマンスが最大90%も向上するという。常に最高レベルの性能が要求されるワークステーションにおいて、この差は非常に大きい。

 さらに、アイドル状態のコアがある場合、それによって生じた熱設計上の余裕を利用して動作中のCPUコアをクロックアップする高速化技術の「Intel Turbo Boost Technology」を備えているのも見逃せない。つまり、Xeon 5500シリーズではマルチスレッドに最適化されていないアプリケーションでも高速化が見込めるというわけだ。堀内氏は「ワークステーションでよく使われるハイエンドの3次元CADソフトなどはシングルスレッド対応なので、これまではCPUコアを増やしても性能が向上しなかった。今度のPrecisionはCPUとメモリに負荷がかかる、こうしたアプリケーションでの高速化も望める」と、新CPUならではの優位性を訴える。

 省電力の面では、利用していないCPUコアの電源を遮断することで、アイドル時の消費電力を抑えるほか、各コアの動作クロックや温度、電圧をリアルタイムで監視して最適な状態に維持する機能も持つ。性能と省電力の両面を追求して開発されたXeon 5500は、ワークステーションの価値をさらに高めてくれるはずだ。

世界シェア9年連続1位が製品の完成度に磨きをかける

 新型Precisionの魅力はCPUの強化にとどまらない。「ワークステーションは性能が少しでも低いと採用してもらえない。ワールドワイドで9年連続シェア1位の出荷量があるということは、それだけ多くのフィードバックを生かし、パフォーマンスも安定性も顧客満足度の高いモノ作りができているということ。それが汎用のハイエンドPCや他社のPCワークステーションとの一番の違いになる」と、堀内氏は新機種をアピールする。

tm_0904pre05.jpg グラフィックスカードはすべてデュアルディスプレイ構成に対応する。写真の本体はPrecision T7500

 CPUとともにシステムのパフォーマンスに大きな影響を与えるGPUは、ワークステーション用のOpen GL対応グラフィックスカードがそろう。NVIDIAのCUDAに対応したQuadro FX 5800やQuadro NVS 295、ATI(AMD)のFirePro V8700やFirePro V3750など、ウルトラハイエンドからコストパフォーマンスの高いモデルまで選択肢は幅広い(V8700はT7500のみ選択可能)。また、T5500とT7500ではGPGPU向け演算カードのNVIDIA Tesla C1060を搭載した状態でも購入可能で、現状でのニーズは高くないが、研究者向けの安価なHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)用途にも活用できる。こうした最新のCPUとGPUをいち早く採り入れる姿勢は、いかにもデルらしい。

 一方、Precisionの高い安定性を支えているのが、パートナー企業との連携によるソフトウェアの認証プロセスだ。ユーザーが安心して、最新のハードウェア、グラフィックスドライバ、アプリケーションの組み合わせを使い続けられるように、動作検証と認証を積極的に実施している。

 汎用PCでは、新しいグラフィックスカードや他社のアプリケーションを組み合わせた場合に、システムが正常に動作するかどうかはサポートされないが、Precisionは違う。主要な35社のISV(独立系ソフトウエアベンダー)が、90以上ものアプリケーションの認証を予定しており、いわばソフトウェアベンダーによる動作検証済みという「お墨付き」が付いてくるのだ。同様の認証プロセスは他社のワークステーションにも見られるが、高い市場シェアはソフトウェアベンダーとの関係性をより強固なものとし、結果としてPrecisionであればソフトが安定動作する可能性が高くなる。

 そのほか、ECC付きメインメモリの採用や、RAID対応かつ豊富な選択肢があるHDD、ネットワーク経由でのワークステーション管理機能など、パフォーマンスと安定性、そしてデータ保護などのセキュリティ面についても抜かりがない。

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提供:デル株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年5月20日

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