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» 2009年04月21日 11時00分 UPDATE

2009年PC夏モデル:BDドライブを備えたデザイン重視の一体型――「FMV-DESKPOWER F」

富士通は、スリムな液晶一体型PC「FMV-DESKPOWER F」シリーズの2009年夏モデルを発表。19型ワイドモデルのラインアップを拡充し、BDドライブ搭載機などを用意した。

[ITmedia]

19型ワイド液晶搭載機が3モデル展開に

tm_0904fmv-f01.jpg 最上位モデルの「F/D90D」

 富士通の「FMV-DESKPOWER F」シリーズは、19型ワイド液晶ディスプレイもしくは16型ワイド液晶ディスプレイを搭載した一体型デスクトップPCだ。薄型のPC本体にステンレス製の円形フットとパイプ状のアームを組み合わせたボディデザインを採用し、省スペースとデザインに注力している。

 4月23日に発売予定の夏モデルは、店頭販売向けの製品ラインアップが拡充され、19型ワイド液晶搭載機が従来の1モデルから3モデルに増えた。2009年春モデル「F/C70D」の後継となるテレビ機能搭載の中堅機「F/D70D」に加えて、Blu-ray Discドライブとテレビ機能を備えた上位機「F/D90D」と、テレビ機能を省いた下位機「F/D60」が用意されている。価格はオープンで、実売価格はF/D90Dが22万円前後、F/D70Dが20万円前後、F/D60が17万円強の見込みだ。3モデルともホワイトのボディカラーを採用している。

 なお、16型ワイド液晶搭載の下位機については、ボディーカラーがホワイトの「F/C50T (FMVFC50TW)」とブラックの「F/C50T (FMVFC50TB)」が継続販売されるため、店頭販売向けのラインアップは合計5モデル(2モデルはカラーの違いのみ)だ。

BDドライブ搭載で録画映像のハイビジョン書き出しに対応

 F/D70Dは2009年春モデルと比べて、CPUのCore 2 Duo(FSB 1066MHz/2次キャッシュ3Mバイト)をP8400(2.26GHz)からP8700(2.53GHz)に、PC3-8500対応DDR3 SDRAMのメインメモリを2Gバイト(1Gバイト×2)から4Gバイト(2Gバイト×2)に、回転数7200rpmのSerial ATA HDDを500Gバイトから1Tバイトに強化した。グラフィックス機能のIntel GMA 4500MHDを統合したIntel GM45 Expressチップセットと、スロットイン式のDVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブに変更はない。

 テレビ機能も従来通りで、地上デジタル放送用のテレビチューナー1基とテレビ視聴・録画ソフト「DigitalTVbox」を搭載している。ダビング10に対応するが、「FMV-TEO」や「FMV-DESKPOWER LX」が装備するハイビジョン映像の長時間録画機能は備えていない。

 F/D90Dは、F/D70Dの光学ドライブをスロットイン式のBlu-ray Discドライブに変更したハイスペックモデルだ。シリーズ初のBDドライブ搭載機で、1層BD-Rに最大4倍速、2層BD-Rと1層/2層BD-REに最大2倍速で記録できるほか、DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブとしても扱える。これにより、録画したダビング10対応のテレビ番組をハイビジョンのままBDメディアに書き出せるようになった。BD-REやDVD-RAM/DVD-RWに保存した番組は、付属のオーサリングソフト「DVD MovieWriter」でオンディスク編集が行える(F/D70DはDVD-RAM/DVD-RWに保存した番組のオンディスク編集のみに対応)。

 F/D60は、F/D70Dからテレビチューナーを省き、HDD容量を500Gバイトに抑えた19型ワイド液晶搭載のエントリーモデルだ。光学ドライブはスロットイン式のDVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを内蔵している。

tm_0904fmv-f02.jpgtm_0904fmv-f03.jpg 左が「F/D70D」、右が「F/D60」。ボディのデザインとカラーは3モデルとも共通だ

 ボディのデザインは従来機を引き継いでおり、3モデルとも本体サイズは465(幅)×211(奥行き)×391(高さ)ミリ、重量は約11キロだ。1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11b/g/n(11nはドラフト2.0準拠)の無線LAN、有効約130万画素のWebカメラ、5基のUSB 2.0、4ピンのIEEE1394、SDメモリーカード(SDHC対応)/メモリースティックPRO対応スロット、音声入出力を備えている。付属のワンタッチボタン付きキーボードと横スクロール機能付き光学式マウスは無線方式だ。

 いずれもプリインストールOSは32ビット版のWindows Vista Home Premium(SP1)、オフィススイートはOffice Personal 2007(SP1)を採用する。そのほか、HDD内にあるAVCHD形式のハイビジョン映像をフォルダ/日付/評価から検索して再生できるプレーヤーソフト「CyberLink AVCHD Player」、高音質化技術の「MaxxAudio」が追加された。また、写真管理・再生ソフト「マイフォト」が写真の縦位置自動判別機能に対応している。

 なお、同社直販の「WEB MART」では、購入時に仕様を選べるカスタムメイドモデルも販売する。春モデルに用意されていた交換用のスピーカーパネルは省かれたが、2Gバイト(1Gバイト×2)のメインメモリや750GバイトのHDD、無線LANモジュールの排除、Office Personal 2007 with PowerPoint 2007(SP1)の搭載といった店頭モデルにないスペックを選択可能だ。

FMV-DESKPOWER F店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
FMV-DESKPOWER F F/D90D 液晶一体型 BDドライブ搭載の追加モデル Core 2 Duo P8700(2.53GHz) 4096MB(DDR3) 1TB Home Premium(SP1) 22万円前後
F/D70D 液晶一体型 マイナーチェンジ Core 2 Duo P8700(2.53GHz) 4096MB(DDR3) 1TB Home Premium(SP1) 20万円前後
F/D60 液晶一体型 テレビを省いた追加モデル Core 2 Duo P8700(2.53GHz) 4096MB(DDR3) 500GB Home Premium(SP1) 17万円強
F/C50T (FMVFC50TW) 液晶一体型 継続販売 Core 2 Duo P8400(2.26GHz) 2048MB(DDR2) 320GB Home Premium(SP1) 14万円前後
F/C50T (FMVFC50TB) 液晶一体型 継続販売 Core 2 Duo P8400(2.26GHz) 2048MB(DDR2) 320GB Home Premium(SP1) 14万円前後
FMV-DESKPOWER F店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
FMV-DESKPOWER F F/D90D 19型ワイド 1440×900 Intel GM45 BD-R/RE対応Blu-ray Disc チップセット内蔵 地デジ 約11キロ
F/D70D 19型ワイド 1440×900 Intel GM45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 地デジ 約11キロ
F/D60 19型ワイド 1440×900 Intel GM45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約11キロ
F/C50T (FMVFC50TW) 16型ワイド 1366×768 Intel GM45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 地デジ(WMC) 約5.5キロ
F/C50T (FMVFC50TB) 16型ワイド 1366×768 Intel GM45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 地デジ(WMC) 約5.5キロ
※F/C50T(FMVFC50TW)はホワイト、F/C50T(FMVFC50TB)はブラックのカラーを採用


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