なにより、180度ほど回転する関節を固定する3つのジョイントノブとクイックリリース付きの角度調整機構がなかなかよくできている。ジョイントノブの内部にギアとバネが入っており、ノブを締めるとギアがかみ合って適切な角度でしっかり固定できる。ノブをゆるめるとバネの力で互いを押し広げてギアが外れ、スムーズに角度を調整できる仕組みだ。ここが“自作”では実現しにくい、DN-ARM521のメリットの1つといえる。
角度調整機構はトレーや2本のアーム、マウント部に備わり、それぞれ360度の回転とアームの長さ調整、そしてトレーと本体を着脱する機能を担う。各アームはそれぞれ約9センチの長さを調整でき、最大78.5センチの高さまで伸びる。
トレーを固定したら、やや角度を付けてノートPCを動画観賞用のモニターにするもよし、水平にして食事テーブルにするもよし。何を載せるかはもう自由だ。
本体の設置はシートのかなり太いボルトに共締めする仕様だが、1点で固定するので、載せるものが重いほど、そしてアームを高く設置するほど不安定になるので注意したい。また、DN-ARM521のアームを伸ばして、かつ何かを載せて運転するのは大変危ないので、勧められない。
上海問屋の「使用上の注意・免責事項」によると、
となっている。
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