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» 2009年05月13日 16時30分 UPDATE

本命はどっちだ!?:AdamoとMacBook Airがガチンコ対決 (1/2)

前回はAdamoとMacBook Airの外観を比べたが、今回はベンチマークテストで両モデルの性能を徹底チェックした。

[田中宏昌(撮影:矢野渉),ITmedia]

AdamoとMacBook Airの上位モデルでベンチマークテストを実施

 前回の記事(「AdamoとMacBook Airが恋に落ちた!?――容姿編」)ではデルの「Adamo」とアップルの「MacBook Air」の上位モデルを取り上げて外観を比較したが、ここでは両モデルの性能を細かく見ていこう。もっとも、MacとWindowsでOSが異なるため、今回はMacBook AirにWindows Vista Home Premium(SP1)をインストールして環境をそろえたうえでベンチマークテストを行った。

ht_0904ab01.jpght_0904ab02.jpg 4Gバイトのメモリを搭載したパール・ホワイトのAdamo(写真=左)と、SSDを搭載したMacBook Airの上位モデル(写真=右)

テストに使用したAdamoとMacBook Airの主なスペック
モデル名 Adamo(DESIRE) 1.86GHz MacBook Air(MB940J/A)
カラバリ オニキス・ブラック/パール・ホワイト
CPU Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) Core 2 Duo SL9400(1.86GHz)
メモリ 4Gバイト(DDR3) 2Gバイト(DDR3)
チップセット Intel GS45 Express GeForce 9400M
液晶ディスプレイ 13.4型ワイド光沢 13.3型ワイド光沢
画面解像度 1366×768ドット 1280×800ドット
ストレージ 128GバイトSSD
有線LAN ギガビット対応
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト準拠)
Bluetooth Bluetooth 2.1+EDR
USB USB 2.0×3(うち1基はeSATA兼用) USB 2.0×1
外部出力 DisplayPort×1(DVI変換アダプタ付き) Mini DisplayPort×1
Webカメラ
バッテリー 6セルリチウムポリマー(着脱不可) リチウムポリマー(7.2V 37Wh/着脱不可)
バッテリー駆動時間 約5時間 約4.5時間
ボディサイズ 331(幅)×242(奥行き)×16.4(厚さ)ミリ 325(幅)×227(奥行き)×4〜19.4(厚さ)ミリ
重量 約1.81キロ 約1.36キロ
OS 64ビット版Windows Vista Home Premium(SP1) Mac OS X 10.5
直販価格 27万6000円 29万8800円


超低電圧版と低電圧版のCPUを採用

 まずは両モデルのスペックを、ユーティリティの画面から見ていこう。

 CPUはAdamoが超低電圧版のCore 2 Duo SU9400(1.4GHz)で、2次キャッシュが3Mバイト、FSBは800MHzとなる。一方のMacBook Airは低電圧版のCore 2 Duo SL9400(1.86GHz)を採用し、動作クロックだけでなく2次キャッシュが6Mバイト、FSBも1066MHzとAdamoを上回る。チップセットはともにグラフィックス統合型で、AdamoがIntel GS45 Express、MacBook AirはGeForce 9400Mとなる。前者はSFF(Small Form Factor)向けのチップセットだが2チップ構成なのに対し、後者は1チップで提供されているので実装面積という点では有利だ。また、実際の数値は次ページで触れるが、3Dの描画性能もGeForce 9400Mに軍配が上がり、GPGPU対応のアプリケーションではさらに差が出るだろう。なお、デュアルチャンネルで動作するDDR3のメインメモリはAdamoが4Gバイト、MacBook Airが2Gバイトでともに最大搭載量となっている。

ht_0904ab03.jpght_0904ab04.jpght_0904ab05.jpg AdamoでのCPU-Z 1.50の画面。CPUのCore 2 Duo SU9400(なぜか動作クロックの表示が1.6GHzとなっている)、3Mバイトの2次キャッシュ、チップセットのIntel GS45 Expressを搭載しているのが分かる

ht_0904ab06.jpght_0904ab07.jpght_0904ab08.jpg 4Gバイトのメモリはサムスン製(評価機の場合)を採用していた(写真=左と中央)。AdamoのGPU-Z 0.3.3の画面(写真=右)

ht_0904ab09.jpght_0904ab10.jpght_0904ab11.jpg MacBook AirでのCPU-Z 1.50の画面。CPUのCore 2 Duo SL9400、6Mバイトの2次キャッシュを搭載している

ht_0904ab12.jpght_0904ab13.jpght_0904ab14.jpg メインメモリはオンボードの2Gバイトで提供され、増設や換装はできない(写真=左と中央)。MacBook AirのGPU-Z 0.3.3の画面(写真=右)

 そのほかのスペックは、ストレージが128GバイトのSSDと共通で、評価機はどちらもサムスン製のメモリモジュールを搭載していた。ネットワークはIEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト準拠)とBluetooth 2.1+EDRを標準で内蔵し、ギガビット対応の有線LANはAdamoのみの搭載となる(MacBook AirはUSBのアダプタがオプションで用意されている)。

ht_0904ab15.jpght_0904ab16.jpght_0904ab17.jpg Adamoのデバイスマネージャ画面

ht_0904ab18.jpght_0904ab19.jpght_0904ab20.jpg MacBook Airのデバイスマネージャ画面

 次のページでは、ベンチマークプログラムを使ってパフォーマンスやバッテリー駆動時間を比べてみよう。

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