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» 2009年05月27日 11時00分 UPDATE

COMPUTEX TAIPEI 2009を先取り!──ASUS、未発表チップセット搭載マザーを披露 (1/2)

ASUSは、5月26日に今後発表が予定されているマザーボードの説明会を日本で行った。AMDの未発表チップセットを搭載したモデルなど注目製品が多数紹介された。

[長浜和也,ITmedia]

AMDの未発表チップセット搭載マザーがいきなり登場

 ASUSがこの説明会で紹介したマザーボードには、「AT3GC-I」「Crosshair III Formula」「M4A785-M EVO」など未発表のモデルが含まれており、そのほかにも、R.O.G.シリーズのマザーボードで利用できる「OC Station」が展示されていた。

 「M4A785-M EVO」は、AMDがまだ発表していない「AMD RS785G」(開発コード名)チップセットとSB710の組み合わせを採用したmicro ATXマザーボードだ。Socket AM2+を搭載し、DDR2対応のメモリスロットを4基用意する。ASUSが明らかにしたスペックによるとDDR2 1200MHzまでサポートすることになっている。拡張スロットはPCI Express x16が1基、PCI Express x1が1基、PCIスロットが2基の構成だ。5ポートのSerial ATA以外にeSATAが1ポート設けられるほか、Ultra ATA/133も1基実装する。

 RS785Gはグラフィックスコアを組み込んだ統合型チップセットで、ASUSが示した資料によると、グラフィクスコアは「Radeon HD 4200」(開発コード名:RV620)とされていた。DirectX 10.1とUVD 2に対応するほか、ATI Hybrid Graphicsもサポートする。プロセスルールはAMD 780Gと同じ55ナノメートル。PCI Express Gen.2スロットと12ポートのUSB 2.0、6ポートのSerial ATAが利用できる。

 また、画像出力インタフェースでは、HDMI、Display Portという最新の規格にも対応するという。ASUSの計画では2009年第3四半期の出荷を予定しており、同時期にはATXフォームファクタのM4A785シリーズを、2009年第4四半期には「AMD 890FX」を搭載した「M4A89FX」シリーズを出荷する予定だ

kn_asussaki_01.jpgkn_asussaki_02.jpg 未発表の「AMD RS780G」チップセットを搭載した「M4A785-M」(写真=左)のバックパネルには、画像出力インタフェースとしてアナログRGB出力、DVI-DのほかにHDMIも用意されている(写真=右)

ASUSもAtom搭載Mini-ITXマザーに参戦か?

 「AT3GC-I」はデュアルコアのAtom 330を搭載したNettop向けのMini-ITXマザーボードだ。チップセットはIntel 945GC ExpressとICH7の組み合わせを採用する。ASUSが示したスペック表ではFSB533MHzに対応する。メモリスロットは1基搭載しており、DDR2 533MHzを最大 2Gバイト実装できる。拡張スロットにはPCIを1基備える。そのほか、2ポートのSerial ATAと8ポートのUSB 2.0が用意される。

kn_asussaki_06.jpgkn_asussaki_05.jpg Atom 330を搭載した「AT3GC-I」(写真=左)とASUSが示したスペック(写真=右)。なお、ASUSの計画では、2009年の第3四半期にCeleron 220とNVIDIAの「MCP7A-LP」チップセットを組み合わせたMini ITXマザーの出荷を予定している

 「Crosshair III Formula」は、AMD製チップセットを搭載した初めてのR.O.Gシリーズのマザーボードだ。チップセットはAMD 790FXとSB750を組み合わせている。CPUはAM3対応モデルを搭載する。メモリはDDR3-1600/同1333/同1066をサポートし、最大容量は16Gバイト。このうちメモリクロック1600MHzはオーバークロック設定で対応する。拡張スロットはPCI Express x16が2基、PCI Express x1が3基、PCIが1基の構成だ。そのほか、5ポートのSerial ATAと1ポートのeSATA、Ultra ATA/133を1ポート用意する。

 説明会で展示されていたサンプルボードには、従来のR.O.G.シリーズのマザーボードと同様に、目立つデザインの電源ボタンとリセットボタン、そして控えめなCMOSクリアボタンが並び、設定が異なるBIOSを保存して切り替えて起動できる「iROG」などが実装されていた。チップセットの冷却はヒートパイプでAMD 790FXとSB750、電源回路周辺部を連結したヒートシンクのみで、ファンは使われていない。

 なお、展示されていたCrosshair III Formulaには、R.O.G.シリーズに対応したチューニングユニットの「OC Station」が接続されていた。OC Stationは、5インチベイ2段分のスペースに収納されるサイズに3型カラー液晶ディスプレイを搭載したもので、動作クロック、駆動電圧、ファン回転速度をリアルタイムで変更できるほか、システムステータスの表示や画像のスライドショー機能も備えるという。

kn_asussaki_07.jpgkn_asussaki_08.jpg R.O.G.シリーズで初めてAMD製チップセットを採用した「Crosshair III Formula」(写真=左)とR.O.G.シリーズに対応したチューニングユニットの「OC Station」(写真=右)

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