速報
» 2009年05月27日 14時40分 公開

北京発:超低価格Netbookや新ブランドのノートPCが登場――HPアジア太平洋地域向けPC新製品発表会

米Hewlett-Packardのアジア・パシフィック&日本向け発表会が、中国の北京で開かれた。Netbookの次期製品など、今後の日本市場を占う製品が多数登場した。

[田中宏昌,ITmedia]

299米ドルで販売される新型Netbookが登場

発表会のテーマは「Touch the future.Now.」だ

 5月27日、米Hewlett-Packardが中国の北京でアジアパシフィック&日本地域向けのプレスイベントを開催した。イベントではNetbook/低価格ミニノートPCをはじめ、個人向けのデスクトップPCや液晶一体型PC、法人向けのノートPCまで幅広いPC製品が公開された。そのすべてが日本で発売されるわけではないが、世界No.1のPCベンダーの動向を把握するには欠かせない情報といえるだろう。

 発表会で登場した新モデルを見ていくと、ノートPCでは、HP Mini 2140やHP Mini 1000シリーズに続いて投入された「HP Mini 110」に注目だ。Pink Chic、Black Swirl、White Swirlという3色のボディカラーを用意し、価格は299米ドルからと安価にまとまっている。「HP Mini 110 with Windows XP」と「HP Mini 110 with Mobile Internet Edition」の2モデルがラインアップされ、5月28日から順次発売される(Pink Chic、White Swirのみ6月30日から発売)。

 主なスペックを見ていくと、10.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、厚さは25ミリ、重量は約1.06キロと同社のミニノートPCの中では最軽量となっている。CPUはAtom N270(1.6GHz)かN280(1.66GHz)で、チップセットはIntel 945GSE Expressだ。HP Mini 110 with Windows XPは1366×768ドットと1024×576ドットの解像度が選べ(HP Mini 110 with Mobile Internet Editionは1024×576ドットのみ)、160GバイトのHDDを標準で内蔵し、オプションで16G/32GバイトのSSDも選択可能という。HP Mini 110 with Mobile Internet Editionは250GバイトのHDDか8/16GバイトのSSDから選べるほか、独自のアプリケーションやインタフェースが提供されるのが特徴だ。なお、バッテリーは3セル(28ワットアワー)と6セル(55ワットアワー)が提供される。

3色のカラーバリエーションが用意される「HP Mini 110」
フルサイズに比べて92%の入力しやすいキーボードを備える
重量が約1.06キロと軽量なボディ

液晶天面にはZEN-Designが施されている。こちらはPink Chicだ
Black Swirlにはおなじみの“uzu”がプリントされている
キーボード面はすっきりとしたデザインのWhite Swirl

展示機はUSキーボードだった
クリックボタンはMini 1000と同様、タッチパッドの左右にある
Mini 1000シリーズと異なり、標準でアナログRGB出力を装備する

 また、4月に登場したAMD Yukonプラットフォーム搭載の「HP Pavilion dv2 Notebook PC」には、従来のAthlon Neoに加え、デュアルコアCPUのTurion Neo搭載モデルが追加された。ボディカラーは黒(Espresso Black)と白(Moonlight White)がラインアップされており、699米ドルで6月1日から発売予定となっている。

2色のカラバリが用意される「HP Pavilion dv2 Notebook PC」
展示機はデュアルコアCPUのTruion Neo X2 L662(1.6GHz)を搭載していた
Windowsエクスペリエンスインデックス画面ではスコアが4に上昇しているのが分かる

ビジネス向けPCにもカラ−バリエーションを展開

 一方、ビジネス向けノートPCのエントリーモデルでは、従来の「HP Compaq」ブランドから「HP ProBook」に改めてラインアップを一新した。HP ProBookシリーズは、アスペクト比が16:9の15.6型ワイド液晶ディスプレイ(1366×768ドット表示)を搭載し、インテル製CPUを備えた「4510s/CT」、AMD製CPU搭載を備えた「4515s/CT」を用意する。また、17.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載した「4710s/CT」では画面解像度が1600×900ドットになり、GPUにMobility Radeon HD 4330を内蔵してグラフィックスのパフォーマンスを強化している。いずれも5月27日から発売され、価格は4510s/CTが6万4890円から、4515s/CTが5万9850円から、4710s/CTが6万9930円からとなっている(すでに日本でも発表済み)。

「HP Compaq」ブランドを改め「HP ProBook」と名付けられた
15.6型/17.3型ワイド液晶と19ミリピッチのキーボードを備える
新色のメルロ−を採用。ビジネスPCでもカラバリが本格的に展開されるという

 なお、デスクトップPCでは18.5型のワイド液晶ディスプレイを搭載した液晶一体型PC「HP Pavilion MS200 All-in-One Desktop PC」が7月に投入される。Athlon X2 6850e(1.8GHz)/3250e(1.5GHz)のCPUを採用した廉価モデルで、599米ドルから提供される見込みだ。

低価格の液晶一体型PC「HP Pavilion MS200 All-in-One Desktop PC」
軽量なので手軽に持ち運びできる
キーボードやマウスはワイヤレス。スタンドはやや大柄だ

 詳細な情報は、追って追加する予定だ。

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