一風変わったPCとしては、「HP Compaq dx2810 Special Edition Business Desktop PC」が目を引く。こちらは、米Hewlett-PackardがワールドワイドでWWF(世界自然保護基金)とパートナーシップを結び、本機を1台買うごとに10米ドルがWWFの「Coral Triangle Initiative」に寄付される。
dx2810 Special EditionはSOHO向けの製品で、Intel G45 ExpressチップセットにCeleron Dual-Core E2220などを採用したミドルタワー型のデスクトップPCだ。ケース前面に竹の模様を印刷(HP Imprintではない)していたり、重量の90%をリサイクルできるのも特徴といえる。価格は450米ドルからだ。
また、同社では「Power to Change」キャンペーンを展開する。これは「10万人のPCユーザーが1日の終わりにPCの電源を確実にオフにすることで、2680キロワット以上のエネルギーを節約できる」という趣旨のもと、同社が独自のウィジェット「Power to Change」を提供する。このウィジェットはPCのアイドル時間を計測し、ユーザー自身とワールドワイドの合計時間を表示するもので、ユーザーにコスト(電力)と二酸化炭素排出量の削減を意識させるという。日本語のページも用意されているので、興味がある場合は一度特設ページを訪れるといいだろう。
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