アジア最大のコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI 2009」が2009年6月2日に台湾・台北市の台北世界貿易センターで開幕する。
開催期間は6月2日から6日まで。台北市の台北世界貿易センター(Taipei World Trade Center)のホール1と3、台北世界貿センター南港展覧館(Taipei World Trade Center Nangang Exhibition Hall)、台北国際会議センター(Taipei International Convention Center)の各会場でコンピュータ業界の先端技術や製品の展示が行われる。
PC系製品では、MSIやAcerをはじめとする台湾ベンダーが「Netbookとともに、その次」を担う新製品の発表を予定するほか、インテルの次世代CPUやAMD、NVDIAの次世代GPUなどの発表、PC機器ベンダーによる新PCパーツの発表もあるのではという話だ。また、日本でも普及が期待される次世代高速通信技術 WiMAXやAndroid OSなど軸に、「モバイルインターネットのブームは、携帯電話からPCに」をテーマに掲げた展示もアピールする。
2009年度で29回目を迎えるCOMPUTEX TAIPEIは、2008年に起こった世界的な経済危機にもかかわらず、過去最大級の1700もの出展企業と4600を超えるブース規模で展開。「こんな現状だからこそ」というPC業界、とくに台湾ベンダーを中心とするアジア圏独特の活気をかいま見る、暑い、いや熱いイベントとなりそうだ。
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