AsipreRevoとIdeaPad S12に続け──ION搭載未発表モデルがTAIPEIに集合!COMPUTEX TAIPEI 2009(2/2 ページ)

» 2009年06月01日 23時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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意外と多いぞ、ION搭載Nettop

 NVIDIA説明会の会場にはIONを搭載したNettopが多数展示されていた。すでに発表されているAspireRevo以外にも未発表の製品が日本でなじみのベンダーから登場するようだ。

どうやらMSIがION搭載のNettopを予定しているようだ。展示されていたのは「Wind Box D200」で、前面には光学ドライブとカバーに隠れたインタフェースが用意されている(カバーの中身は不明)。背面には4つのUSB 2.0とともに画像出力としてDVIとHDMIを備える

MCJもION搭載のNettop「LM-M120S」を展示していた。正面には光学ドライブと2基のUSB 2.0を搭載し、背面にはeSATAとDVI、4基のUSB 2.0と有線LANを備える

FoxconnはJTX-Nを展示していた。薄くて小さいボディに、6基のUSB 2.0、有線LAN、カードリーダ、DVI、HDMIを備える。電源ボタンとともに独立したスリープモード移行ボタンも用意する

Pegatronは「IPP7A-CP」を縦置きスタンドに載せて展示していた(なお、JTX-Nも縦置きで展示されていた)。正面のカバーに隠されているインタフェースは中身が確認できなかったが、背面のインタフェースを見る限り、画像出力に使えるのはHDMIだけのようだ

AsRockもION採用のNettopを展示していた。オーソドックスに見えるボディデザインの「ION 330」は、背面に画像出力としてアナログRGB出力とHDMIを用意している

CalarfulというPCベンダーが展示していた「iHTPC」はMini-ITXのメリットを生かした超小型ボディで、インタフェースは、前面2基+背面2基のUSB 2.0と背面にDVI、HDMI、有線LANを用意する

ICDというPCベンダーが展示していた「Kitchen」は、液晶一体型のNettopで背面にはアンテナ用の同軸ケーブル端子も用意する。ディスプレイの角度は変えられない(写真=左)。ECSの「Morph」はオレンジで縁取ったブラックボディのデザインが本体だけでなく、キーボードとマウスも統一されていた(写真=右)

Funtwistの「FION 330」はMini-ITXを採用した超小型PCでインタフェースには5基のUSB 2.0や有線LAN、カードリーダのほか、eSATA、光デジタルサウンド出力、HDMI、DVIと充実している

初めてIONを採用した製品としてAcerが発表した「AspireRevo」は、日本市場でも6月26日から出荷される予定だ(写真=左)。会場で多数展示されていたION対応製品だが、マザーボードを別にして現時点で正式に発表されているのは、IdeaPad S12とAspireRevoの2製品となる。後に続くモデルがいつごろ登場するのか興味深いところだ(写真=右)

Pegatronが参戦するION搭載マザーボード

 日本でもZOTACの「IONITX」シリーズが秋葉原のPCパーツショップで出荷され、自作PCユーザーの注目を集めているが、それに続くマザーボードも展示されていた。

Pegatronの「IMX7A-AS」は、デスクトップPC向けのメモリスロットとmini PCI Expressスロットを実装するほか、ZOTACの「IONITX」にはないPCIスロットも用意されている(写真=左)。また、同じPegatronの「IPX7A-ION」はノートPC用のメモリスロットを備える。PCIスロットも1基実装するが、ZOTECのIONITXとIMX7A-ASにあったmini PCI Expressスロットは持たないようだ(写真=中央)。日本でいち早く出荷されたIONマザーのZOTAC「IONITX」(写真=右)

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