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» 2009年06月04日 17時18分 UPDATE

5分で分かった気になる、5月のアキバ事情:これぞ型破り――なんだかんだでPCI Express接続のSSDが主役だった5月 (1/3)

5月のアキバで最も注目を集めたのは「G-Monster PROMISE PCIe」だった。一方、Radeon HD 4770が高い人気と少ない入荷数で入手困難になるほか、MSIからユニークなグラフィックスカードがいくつも登場した。

[古田雄介,ITmedia]

「Serial ATAのSSDより格段に速く、そして高い」――G-Monster PROMISE PCIeが登場

og_akibam_001.jpg 3月末にTSUKUMO eX.が掲げた「G-Monster PROMISE PCIe」のリリース

 5月29日、以前から高い注目が集まっていたProFastのPCI Express x8接続のSSD「G-Monster PROMISE PCIe」の発売が始まった。1Tバイト/512Gバイト/256Gバイト/128Gバイトモデルの4種類がラインアップされており、価格は順に45万円前後、30万円前後、20万円前後、16万円前後となる。

 G-Monster PROMISE PCIeのウワサが出始めたのは、3月末に一部のショップが入荷予定の告知を出したことに始まる。当初は4月中旬に入荷する予定だったが、徐々に予定が遅れ、5月中旬には「チューニングに時間がかかっているようです。6月中旬に入ってこれば御の字」(某ショップ)といった声も聞かれたが、それよりは早く店頭に並んだ。

 G-Monster PROMISE PCIeは、拡張スロット2段を占有する長さ270ミリのPCI Express x8カードで、汎用4ピンの補助電源を2基備えている。モジュール内部のRAID 0構成とPCI Express x8接続により、リード/ライトともに転送速度1000Mバイト/秒という超高速な性能を実現。さらにブートドライブとしても利用できる。

 200Mバイト/秒を超えれば高速とされるSerial ATA接続のSSDに比べて、G-Monster PROMISE PCIeは圧倒的なスピードを誇るが、売れ行きは注目度に比例していない。BLESS秋葉原本店は「価格が価格ですからね。512Gバイトと256Gバイトタイプを入荷しましたが、すぐに売約済みとなりました。再入荷は比較的容易な状況ですが、そうガンガン売れる製品ではないので、1Tバイトモデルなどは受注販売の形をとっています」と語る。

 TSUKUMO eX.も同様に128Gバイトと256Gバイトのみを入荷して、上位モデルは受注販売の形態をとるという。某ショップは「1Tバイトモデルが1台不良在庫になるだけで、そのほかのHDDやSSDの数日分の売り上げがフイになるくらいですから。“PCI Express SSDのブームが来たな”と思ったらガンガン入荷するかもしれませんが、今はまだ慎重に様子を見る時期です」と話していた。

 まもなくOCZからもPCI Express x4接続のSSD「Z-DRIVE」シリーズが入荷すると言われており、新型SSDの注目度は高い。それが単発の話題となるのか、1ジャンルを形成するのかは、今後の売れ行きがカギを握りそうだ。

og_akibam_002.jpgog_akibam_003.jpgog_akibam_004.jpg PhotoFast「G-Monster PROMISE PCIe」(写真=左/中央)。BLESS秋葉原本店のPCI Express SSD価格表。Z-DRIVEは1Tバイトと500Gバイト、250Gバイトの3モデルをラインアップしている(写真=右)

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