6月5日、完成品PCを扱うアキバの各店舗では、エイサーの高性能低価格ノートPC「Aspire Timeline AS3810T」や、軽量ながら11.6型ワイド液晶を搭載する「Aspire one AO751」などが発売された。Aspire Timeline AS3810Tは9万円弱から、Aspire one AO751は7万円弱から販売されている。同ショップは「Aspire TimelineとAspire oneともに、好調に売れていますね。Netbookや価格的にその延長線上にあるノートは、いまでも面白い製品ならまずヒットするという法則が成り立っていますし」と、ロングヒットの期待を寄せていた。
Netbook人気は自作PC市場にも浸透しているようだ。その証拠ともいえるのが、インテルのmini-ITXマザー「D945GSEJT」の人気だ。従来のデスクトップ向けAtomではなく、Netbookで採用実績の豊富な「Atom N270」を実装したモデルで、ノートPC向けのプラットフォームで作られているのが特徴。価格は1万1000円以下で、在庫はごく少数となっている。
入荷したTSUKUMO eX.は「デスクトップ向けAtomよりもさらに消費電力が低いのが特徴です。マザーボードのメイン電源も、普通はCPUの補助電源などに使う4ピンタイプだけで済むなど、徹底してライトな仕様ですね。とにかく省電力が低いマシンを組みたいといった人に大人気です。今後の入荷は未定ですが、すでに入手困難に近い状況になっているようですね」と語る。
一方、Netbookに換装する目的でSSDを購入するユーザーが増えているとの話も多く聞いた。某ショップは「SSDに換装するだけで、体感的な性能が跳ね上がります。ただ、あまり知識のない状態でチャレンジすると元に戻せなくなってしまうので、オススメはしていません。あくまで自己責任の楽しみ方として捉えて欲しいです」と注意していた。
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