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» 2009年06月22日 12時05分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:Windows XPがもうすぐアキバから消える? 「とりあえず再入荷はこれで最後かも」 (1/4)

次々と新製品が登場する自作PCパーツ市場は、店頭に並ぶ製品の移り変わりが激しい。定番人気を獲得していながら、まもなく店頭から消える製品をPCパーツショップに聞いた。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「夏休みまで待っていると危ないですよ」――すぐに買うべきPCパーツ

og_akiba_001.jpg フェイス本店のPOP。Windows XPは、CPUとマザーボード、メモリ、HDD/SSD、グラフィックスカードとセット(オンボードGPU含む)でしか購入できない

 最も多くのショップで「もうすぐなくなるアイテム」として挙げられたのはWindows XPだった。Windows XPのパッケージ版はすでになく、パーツとセットで購入するDSP版のみが店頭在庫のみ流通している。すでに販売終了した某ショップは「OSは、これまでの取引実績によって入荷できる数量が決まる側面があります。生産終了後にいきなり大量受注するというのは不可能なので、これまで全国規模で大量の製品を売ってきたショップが強いですね。ただ、そうしたショップでも在庫の確保が難しくなっているようです」と語る。これは、Windows XP ProfessionalとHome Editionともに同じ状況のようだ。

 フェイス本店は「5月ごろはまだ余裕があったのですが、予想以上に売れて、6月中に一旦販売終了となりました。どうにか再入荷できましたが、今回が最後でしょうね。いつなくなるかは分かりませんが、夏休みに買おうと計画するのは、かなり危険な気がします」と語る。

 比較的在庫が多いというクレバリー1号店も「今はまだ在庫がそろっていますが、7月ごろにはかなり厳しくなりそうです。現状、Windows 7登場までの買い控えといった現象は起きていないので、意外なほど速くWindows XPが姿を消すことも考えられます」という。

 Windows XPの次は、IDE接続の3.5インチHDDだった。パソコンショップ・アークは「古めのマシンを使っていて、HDDだけ買い換えたいという人は今も多いです。そうなるとIDE接続のHDDが候補となりますが、Big Driveに対応している環境か不明の場合は、80Gバイトモデルを推奨しています。128Gバイトまで大丈夫なので、120Gバイトモデルをプッシュしたいところですが、入荷が厳しくなっているんですよ」と話す。

 T-ZONE.PC DIY SHOPも「IDE接続のHDDは、どれも在庫切れしたら再入荷が難しいです。かといってHDDは消耗品なので、中古品を買う場合はリスクがどうしても上がる。買いだめするなら今のうちでしょうね。本当に」と同様の意見を述べていた。

 全体的にみて、レガシー化したアイテムは上記のように終息のウワサがつきまとうが、そのなかでも比較的息が長いのがマザーボードとグラフィックスカード、そしてメモリだ。

 ツートップ秋葉原本店は「グラフィックスカードはAGPタイプの新製品がまだ登場していることからもお察しいただけると思います。マザーボードも、Socket 478やSocket 939タイプが新古品や完全な新品としてたまに入ってくるので、アキバ中を探せばどこかで入手できる状況ですね」と語る。メモリに関しては、パソコンショップ・アークが「容量単価が高いものの、PC-133も販売できている状況です。DDR1を求める方もいらっしゃいますが、現在は一応対応できる状況。ただ、RDRAMは中古ショップでないと厳しいでしょうね」と解説していた。

og_akiba_002.jpgog_akiba_003.jpgog_akiba_004.jpg T-ZONE.PC DIY SHOPのIDE接続3.5インチHDD価格表(写真=左)。フェイス本店で売られているBIOSTARのSocket 478マザー「P4M900-M4」。価格は5470円だった(写真=中央)。パソコンショップ・アークで見かけたPC-133メモリ。その横にはPC-2100やPC-2700などのDDR1メモリも並んでいた(写真=右)

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