モバイルWiMAX端末の販売がスタート――アキバの反応は?古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

» 2009年07月06日 11時51分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]
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abeeなのに1万円切りのPCケース!「実は2製品目ですが、ようやく注目されました」

XIGMATEK「Porter CN881」

 最後は低価格帯で人気の新製品を紹介したい。チップセットクーラーで注目を集めているのは、XIGMATEKの「Porter CN881」だ。価格は2000円弱で、在庫は潤沢。高さ127.8ミリのタワー型フィンを採用したクーラーで、1本のヒートパイプがチップセットに直接触れる構造になっているのが特徴。クレバリー1号店は「直づけヒートパイプはXIGMATEK製品の個性になっていますね。よく冷えるうえ、価格も安いのでヒットしそうです。最近はチップセットクーラーの新製品が少なかったので、ニーズは蓄積されていると思います」と語る。

 PCケースでは、abeeのATXケース「METHOD MC10」が脚光を浴びていた。全面スチールのミドルタワータイプで、価格は7980円となる。電源非搭載で、ドライブベイ構成は5インチ×4、3.5インチシャドウ×6。5インチベイ1基は、付属のマウンタで3.5インチベイを兼ねる。

 入荷したソフマップ秋葉原本館は「フロントにもアルミを使わないなど、仕上げはabeeらしくないと感じる部分もありますが、ネジ不要で固定できるドライブベイ各種や、シャーシの端の処理など、作りの良さは存分に発揮されています。abee製ケースといえば、2〜4万円する高級品というイメージがありますが、METHOD MC10なら誰でも手が出しやすい。abeeが数を売るために本気で挑んだモデルだと思います。これはきっと売れますね」とうれしそうに話していた。

 ただし、abeeの低価格ケースはこれが初めてではない。同店は「1万円台のヒットケース『balance』から、吸音材などを省いてコストを抑えた『balance Light』というモデルも1万円を切っています。もっとも、こちらはほとんど注目されていません。METHOD MC10の登場を機に、注目されるといいですけど」と波及効果に期待していた。

abee「METHOD MC10」(写真=左/中央)。abee「balance Light」(写真=右)

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