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» 2009年07月09日 11時00分 UPDATE

地デジ+レコーダー+高音質オーディオ+PC:1台4役の“お手軽”デジタルテレビノートPC、「dynabook TV」の実力は (1/3)

dynabookシリーズ初の地デジ搭載モデルが「dynabook TV」。比較的導入しやすい価格帯とともに、1台4役のお手軽テレビチューナー搭載モデルとして展開する。

[岩城俊介(撮影:矢野渉),ITmedia]

dynabookシリーズで初めて「地デジ」を搭載

photo dynabookシリーズで初めて地デジチューナーを搭載した「dynabook TV/68J2」

 東芝のノートPC「ダイナブック」シリーズは、2009年6月26日に誕生から20年を迎えた。世界初のノートPC「DynaBook J-3100 SS001」(1989年)以来、現在のノートPCの基本スタイルを築いたといえる息の長いシリーズとして、第1弾のJ-3100から、世界初のHDDを内蔵したノートPC「DynaBook J3100 SS02E」(1990年)、当時世界最小・最軽量のミニノートPC「Libretto 20」(1996年)、同じく世界最薄・最軽量の「DynaBook SS3000」(1998年)、3つの世界初・世界一を実現した「dynabook SS RX」(2007年)など、多くのエポックメイキングなモデルを世に生み出した。

 この20周年を迎えた2009年夏モデルの第2弾として、新シリーズで展開するのが「dynabook TV」だ。もっとも、20周年記念モデル──ほどの大げさなモデルではないが、dynabookシリーズとして初めてデジタルテレビチューナーを内蔵したのがポイントの1つ。東芝製ノートPCには、オーディオ&ビジュアル指向のQosmioシリーズやdynabook Qosmioシリーズにデジタルテレビチューナーを搭載モデルはすでに多く存在するが、2011年7月のアナログテレビ放送停波を前にしたニーズの増加に応えるべく、PC+デジタル放送の垣根をより低く、より低価格で導入しやすいよう設定した“お手軽デジタルチューナー搭載モデル”として展開する。

 ボディデザインは、dynabook TXシリーズに通じるつややかな天板やパームレストを軸に、1366×768ドット表示に対応する16型ワイドの液晶ディスプレイやharman/kardonブランドのステレオスピーカー、テンキー付きのセミグロスキーボードなどが特徴だ。ボディと比べるとやや光沢が抑えられた半光沢仕上げのキートップとともに、スタンダードノートPCを望む層やPCを業務にも使用するユーザーに一定のニーズがあるテンキー、電子決済や電子マネーの履歴チェックやチャージ、携帯電話などを“鍵”にできるセキュリティ機能も兼ねるFeliCaポートなども備えている。

 光沢のあるブラックカラーのボディは美しいが、パームレストやタッチパッドのボタン、タッチセンサーキーなど、頻繁に触れる場所も含めて指紋の付着はやや目立つ。

photophotophoto dynabookシリーズのアイデンティティでもある、高級感のある光沢天板(写真=左)。ディスプレイは1366×768ドット表示(アスペクト比16:9)に対応する16型ワイドClear SuperView液晶を採用する(写真=左)。テンキー付きの19ミリピッチキーボード、harman/kardonブランドのステレオスピーカー、タッチセンサー式のメニューキーなどが特徴。タッチパッドの上部にタッチパッドの機能オン/オフスイッチも備える(写真=右)
photophoto 本体前面に、メモリカードスロット(SDHC対応SDメモリーカード、xDピクチャーカード、MMC、メモリースティックPRO)、赤外線ポート(付属のAVリモコン用)、無線LANオン/オフスイッチを備える。背面にインタフェース類はなく、奥行きの少ない机などにも置きやすいと思われる
photophoto 本体左側面にUSB 2.0×1、アナログRGB、1000BASE-T対応の有線LANポート、HDMI出力、eSATA(USB 2.0×1と共用)、右側面に2層記録対応のDVDスーパーマルチドライブ、USB 2.0×2、テレビアンテナ入力、DC入力、ケンジントンロックポートを実装する
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