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» 2009年07月17日 15時59分 UPDATE

もう64ビットでいいじゃないか:「すべてを満たす」64ビットOS時代のハイエンドPC──「Endeavor Pro7000」 (1/4)

今、PCを新調するなら「大量メモリ」+「64ビットOS」の構成をずばっと選んでしまおう。エプソンダイレクトのハイエンドPC「Endeavor Pro7000」で、64ビット版OSの“いいところ”を検証する。

[坪山博貴(撮影:矢野渉),ITmedia]

性能、拡張性ともに「最強」と呼ぶにふさわしいフラッグシップPC

動画で見る「Endeavor Pro7000」


 豊富なラインアップを用意するエプソンダイレクト製品の中でも、パフォーマンスや拡張性ともに「最強」と呼ぶにふさわしいフラッグシップデスクトップPC、それが「Endeavor Pro7000」(以下、Pro7000)だ。“その後の拡張”も見越した、メンテナンス性や冷却性能に優れるアルミニウムケースを採用し、2009年1月の登場(エプソンダイレクト、Core i7搭載のフラッグシップデスクトップ「Endeavor Pro7000」)以来、最新のCPUやグラフィックスカードなどのBTOメニューが随時追加されている。

 ハイエンドを自負するそのプラットフォームは、CPUにCore i7(ないしCore i7 Extreme)、チップセットにIntel X58 Express+ICH10Rの組み合わせを採用する。CPUコアの性能をフルに引き出すハイパースレッディング対応のCore i7は、4つの物理CPUコアがそれぞれ2つの論理CPUコアとして動作し、最大8スレッドの同時処理を可能とするCPUだ。

 この高い同時処理能力を最大限に引き出すため、Core i7は8Mバイトの広大な3次キャッシュを装備し、さらにDDR3 SDRAMを3チャネル1セットとしてアクセスするトリプルチャネルアクセスをサポートする。Pro7000はマザーボードに6基のメモリスロットを装備し、チャネルあたり2セットのメモリモジュールを合計12Gバイト実装できる。また、メモリ容量制限の壁が事実上なくなった64ビット版のWindows Vista、あるいは2009年10月に登場する64ビット版Windows 7(期間内の購入で、Windows 7優待アップグレードの対象になる)の利用で、この大容量のメモリを存分かつ最大限に活用できる。


photo 存在感のあるアルミボディを採用する。パンチング加工されたフロントパネルやキャリングハンドル、ロックキー付きのHDDアクセスドアが特徴
photo 背面は上段に大型ファンとインタフェース類(USB 2.0×8、1000BASE-T対応の有線LAN、PS/2、光デジタル/同軸デジタル出力、5.1ch音声出力、マイク入力、ライン入出力)、下段に大容量の1000ワット電源が備わる
photo Pro7000に搭載するCore i7(評価機はCore i7-950)と大型のCPUクーラー

 エプソンダイレクトならではの豊富なBTOメニューも、もちろん健在だ。GeForce GTX285やRadeon HD 4870 X2といった2009年7月現在のハイエンドGPUを搭載するグラフィックスカードを選択でき、ストレージも最大1.5TバイトのHDDとともに、RAID 0やRAID 0+1構成をオーダーすることも可能だ。こちらは、単なる仕様としてサポートするだけでなく、RAID構成にOSをインストールした状態で購入できる点がユーザーにとっては便利で、かつ安心できるポイントに挙げられるだろう。

 このほか、スペックとして目立ちにくいが、高効率かつ大容量の1000ワット電源を標準で搭載するのも評価したい。メーカー製PCで1000ワットクラスの大容量電源を搭載する製品はほとんど例がなく、Pro7000の多彩なカスタマイズメニューにおいてもかなり余裕がある仕様である。本体購入後のHDDや光学ドライブの増設、より消費電力が多いマルチGPU搭載グラフィックスカードへの換装といった、ユーザーが将来的に行うであろうスペックアップ時も、電源容量を心配する必要はほとんどないといえる。ちなみに、グラフィックスカードに電源を供給するためのPCI Express補助電源ケーブルも、4本の8ピン/6ピン兼用タイプをしっかり装備してある。

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