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» 2009年07月29日 19時00分 UPDATE

24インチiMac Trilogy III:新型「24インチiMac」でWindows Vistaを走らせた

新型iMacをMac OS X LeopardとWindows XPで動かしてきた24インチiMac Trilogy。第3回では、Windows Vista環境でテストする。

[ITmedia]

同じ24型ワイドモデルでもグラフィックスは3種類

og_imac_001.jpg 24型ワイド液晶を搭載する「MB419J/A」

 新型iMacをさまざまな環境で検証する「24インチiMac Trilogy III」の第3回では、Mac OS X編(ただ安くなっただけではない「24インチiMac」をチェックした)とWindows XP編(新型iMacでWindows XPを動かしてみた)に続き、Windows Vistaを導入してベンチマークテストを実施した。

 今回導入したのは32ビット版Windows Vista Ultimateで、Windows用のドライバは付属の「Mac OS X Install DVD」に入っているものを利用した(Boot Camp Version 2.1/Build 1284)。評価機は24型ワイド液晶を搭載する「MB419J/A」で、CPUにはCore 2 Duo E8335(2.93GHz/FSB 1066MHz/2次キャッシュ6Mバイト)を採用するモデルだ。Vista環境下でのシステムパフォーマンスの評価を行う前に、システムプロパティやデバイスマネージャ画面を見ていこう。

og_imac_002.jpgog_imac_003.jpgog_imac_004.jpg CPU-Z 1.50の画面

og_imac_005.jpgog_imac_006.jpgog_imac_007.jpg デバイスマネージャ画面

og_imac_008.jpgog_imac_009.jpgog_imac_010.jpg Boot Campコントロールパネルの画面

og_imac_011.jpgog_imac_012.jpgog_imac_013.jpg GPU-Z 0.3.2(画面=左)。GPUのコアクロックは500MHzで、ForceWareのバージョンは177.56だ。NVIDIAコントロールパネル(画面=中央)。Bluetoothデバイスの画面(画面=右)

og_imac_014.jpg Windows エクスペリエンスインデックス

 24型ワイド液晶を備えたiMacのラインアップの中で、MB419J/Aはミドルレンジモデルにあたり、外付けGPUとしてNVIDIAのGeForce GT 120(GDDR3 256Mバイト)を実装している。下位モデルの「MB418J/A」はグラフィックス統合型チップセットのGeForce 9400Mを、最上位の「MB420J/A」はNVIDIA GeForce GT 130(GDDR3 512Mバイト)を採用しており、同じ24型ワイドモデルでも3種類のGPUが用意されていることになる。

 そこで、比較対象として20インチiMac「MB417J/A」にWindows Vistaを導入し、同様にベンチマークテストを行った。MB417J/Aは、CPUに2.66GHzのIntel Core 2 Duoを搭載し、グラフィックスにNVIDIA GeForce 9400Mを利用するモデルで、24型ワイドの最下位モデルに近い構成だ。チップセット内蔵グラフィックスと外付けGPUの性能の違いを見るうえで参考になるだろう。なお、ベンチマークテストは、Windows XP編と同様に、PCMark05と3DMark 06、FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3を実施している。

 まず、Windows Vistaのエクスペリエンスインデックスは、最も低いサブスコアがゲーム用グラフィックスの5.5で、それ以外はすべて5.9と非常に高い結果となった。Windowsを標準搭載する液晶一体型PCと比べてもなかなか高性能なシステムで、Vista環境下でも快適に動作するはずだ。一方、そのほかのベンチマークテストはWindows XP環境下とほぼ同様の傾向で、CPUクロック以上に、GeForce 9400M(MB417J/A)とGeForce GT 120(MB419J/A)のグラフィックス性能にはかなり大きな差が見られた。外付けGPUを搭載するモデルであれば、負荷の軽い3Dゲーム程度ならストレスなくプレイできるだろう。もっとも、Windows XPとWindows Vistaでベンチマークのスコアを比べた場合は後者のほうが低くなる傾向にあり、単にWindows環境で使いたいのなら積極的にVistaを導入する意味はないかもしれない。

og_imac_015.jpgog_imac_016.jpgog_imac_017.jpg PCMark05(画面=左)。3DMark06(画面=中央)。FFベンチ(画面=右)

 国内市場のコンシューマー向けデスクトップPCは液晶一体型PCが主流となっている。最新iMacの20インチモデルであればAppleStoreで12万8800円と価格も手ごろなうえ、仮にMac OS XとWindowsを併用しなければならない環境でも、Boot Campを使えばかなり高性能な液晶一体型Windowsマシンとして利用することができる。もちろん、アルミとガラスで構成されるデザインも秀逸だ。外付けGPUを搭載する上位2モデルの価格は、Apple Storeでそれぞれ19万8800円/24万4800円とかなり高額な部類になるが、グラフィックス性能を重視するのであれば、GeForce 9400MとGeForce GT 120で2倍以上の性能差があることは覚えておきたい。

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