ショップが提供する数%オフキャンペーンは、多くのパーツにかかるため、現実的に利用する機会が最も多いものだ。特にお盆シーズンは、タイムセールの割引率が3%から6%にアップ(T-ZONE.PC DIY SHOP)するなど、ボーナスステージ化している。10万円前後で1台のマシンを組むなら、こうしたキャンペーンを利用することで軽く5000円近く浮かせられるのだ。
ユニークなのは、フェイス本店とツートップ秋葉原本店が8月15日と16日に実施する「学割」キャンペーンだ。レジで学生証を提示すると全品5%オフになる。フェイス本店は「8月8日と9日に実施したところ予想以上の反響をいただいたので、今週もやることにしました。なかには10万円以上するCore i7 975のみを購入した学生さんもいらっしゃいます。CPUだけで5000円引きとなると我々は赤字で涙目になるのですが、それも覚悟したうえで全品を対象としました」と語る。
ソフマップ秋葉原本館とTSUKUMO eX.は、Core i7と3万円以上のマザーボードを購入すると4000円引きになる“コンビ割引”を実施。2万円台のマザーなら3000円引き、1万円台なら2000円引きになる。ソフマップ秋葉原本館は「最近はCore i7とCore 2系の人気が拮抗していますが、この夏にマシンを組むという人を中心にCore i7人気がアップすると思いますね。3000円引きになりますが、ASUSTeKのP6Tとセットでの購入が多いと踏んでいます」と話していた。
そのほかにも、各ショップのコンビ割引や特別なキャンペーンがあり、直前にセールが決まることも多いので、アキバに来る前に各ショップの公式サイトやブログをチェックしたほうがいいだろう。また、各店には最新パーツを使ったデモ機も豊富にそろっているので、それらを鑑賞しながらタイムセールを待つといった楽しみ方もできる。
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