コーレルは9月30日、動画再生ソフトの最新バージョン「WinDVD Pro 2010」「WinDVD 2010」を発表、10月16日に発売する。価格は高機能版のWinDVD Pro 2010通常版が1万3440円(税込み、以下同)、WinDVD 2010通常版が6825円。
WinDVD 2010は、720×480ドットのDVD標準画質映像をより高画質かつ精細なフルハイビジョン画質(1920×1080ドット)にアップスケールする機能を特徴とする動画再生ソフト。今回、新たにグラフィックスカードのGPUを使用したアップスケールを行い、CPUに負担をかけずにスムーズな高画質再生する機能を設けた。GPUはGeForce 7600ないしRadeon X1600を最低とし、GeForce 8400ないしRadeon HD2400以上での利用を推奨する。このほか、市販Blu-ray DiscタイトルのBD-Live 2.0への対応、AVCREC形式のディスク/m2tファイルの再生などの機能も新たに備えた。
対応OSはWindows 7およびWindows Vista/XP、64ビットのネイティブプログラムではない(32bit WOWモードで動作)が上記OSの64ビット版も動作する。Windows 7の基本機能「Windows Touch」とタッチパネル搭載ディスプレイを用い、タップや回転、ズームなど直感的に操作できるタッチUIを用意する。
通常版のWinDVD 2010は、GPUを利用したアップスケールやノイズ除去・ブロックノイズ除去機能、AVCHD/AVCHD Lite再生機能、DTSデコード、ドルビーデジタルEX/プロロジックIIXデコード、BD-Liveを軸にしたBD再生系機能などを備えない。
価格 | WinDVD Pro 2010 | WinDVD 2010 |
---|---|---|
通常版 | 1万3440円 | 6825円 |
特別優待/アップグレード版 | 1万290円 | ─ |
ダウンロード通常版 | 9870円 | 5040円 |
ダウンロードアップグレード版 | 7700円 | ─ |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.