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» 2009年10月05日 18時00分 UPDATE

Windows 7登場前に買うべきPCは?:P55&Core i7搭載マシンで仮想8コアを楽しむ――ツートップ「VIP」シリーズ (1/3)

ツートップのBTOパソコン「VIP」シリーズに、Intel P55 Express採用モデルが追加された。”Lynnfield”ことCore i7とGeForce GTS 250を搭載しながら、標準で10万円を切る価格が魅力だ。

[小川夏樹,ITmedia]

最新Intel P55 Expressマザーを搭載し、新型Core i7/Core i5に対応

og_twotop_001.jpg ツートップ「VIP i7860P55/GTS250」

 9月8日にインテルの最新チップセットIntel P55 Express(以下、P55)とLGA 1156対応の新CPU「Core i7/i5」が発表された。時を同じくして各社から同チップセットとCPUを搭載したマシンが続々と発売され、ツートップのオリジナルBTOパソコン「VIP」シリーズにもこの組み合わせを選択できるモデルが追加されている。

 今回取り上げた「VIP i7860P55/GTS250」は、P55とCore i7-860(2.80GHz)を採用し、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTS 250を組み合わせたモデル。実売で9万9800円と10万円を切る価格ながら、仮想8コアを持つ最新PCの性能を堪能できるコストパフォーマンスの高さが見どころだ。なお、P55とCore i5-750(2.66GHz)、グラフィックスにNVIDIA GeForce 9800GTを組み合わせた「VIP i5750P55/98GT」であれば、最低構成価格は7万9800円からとさらに安価に購入できる。

 それでは早速「VIP i7860P55/GTS250」の使用感やベンチマークテストによる評価を行っていこう。

ユニークなミドルタワー型アルミハイブリッドケース

 VIPシリーズは、5月にリニューアルを行いPCケースを一新した。このケースはアルミ外装とスチールシャーシを組み合わせたハイブリッド仕様になっており、低回転型の大型ケースファンを背面上部と前面下部に配置することで冷却性を損なうことなく静音性も兼ね備えているのが特徴だ。また専用のホットスワップ対応のHDDカーゴベイやドライブベゼルなどをBTOで選択することが可能になっている。

og_twotop_002.jpg 各種インタフェースが本体上部のカバー内に並ぶ

 つや消しブラックで精悍な印象を与えるこの新型ケース、実はぱっと見ただけでは分からない非常にユニークな仕様になっている。一般的なPCケースでは、本体フロントパネルの中央部付近にインタフェース類を設けるのが普通だが、VIP i7860P55/GTS250では、電源およびリセットスイッチと、USBやIEEE1394、ヘッドフォン、マイクといったインタフェース部がケース上部に設けられているのである。また、インタフェース部は、上部に開くフタによって隠されており必要なときに開いてから利用するようになっている。つまり、PC本体を机の上に置くような使い方よりむしろ机の下に置いて使ってくれと言わんばかりのレイアウトなのだ。

 そこでモノは試しと筆者宅の作業用デスクのすぐ脇に置いたところ、電源スイッチやインタフェース類へのアクセスが非常に楽に行えた。さらにもう少し下に手を伸ばせば光学ドライブの開閉ボタンに手が届くといった具合だ。ただ、4in1のメモリーカードリーダー/ライターがフロントパネル中央部の3.5インチベイに装着されており、机の下に本体を置いた場合は、体をかがめないとアクセスできないのがやや残念だった。

 もっとも、電源投入やリセットは最近ではそれほど頻度が高くないので、それに慣れてしまえば机の上に置いて使うことも可能だろう。ただし、USBポートにケーブルを差すとケーブルのUSBコネクタ部が真上に飛び出すため見栄えが悪くなってしまうことに注意したい。

 なお試用したモデルには光学ドライブとしてLG電子のスーパーマルチドライブ「GH22NS50」が搭載されていた。各種記録型DVDメディアへの書き込み速度はDVD+R DLが16倍/DVD-R DLが12倍/DVD±Rが22倍/DVD+RWが8倍/DVD-RWが6倍/DVD-RAMが12倍で十分な速度と言えるだろう。もちろんBTOでBD対応ドライブを選択することもできる。ちなみにこの新型ケースは、VIPシリーズでCPUにインテルのCore i7/Core i5、AMDではPhenomII X4/PhenomII X3/PhenomII X2を搭載するモデルで共通なので参考にするといいだろう。

og_twotop_003.jpgog_twotop_004.jpgog_twotop_005.jpg 本体前面/背面/左側面

 ケース内部には相当余裕がある。HDD増設用の5インチベイは3基空きがあるし、5インチベイも3基空いている。サウンドやLANは後述するマザーボードのオンボード機能を利用しているため、グラフィックスカードが装着されている以外、拡張カードの類は装着されていない。ケースのサイドを覆っているカバーも手回しネジ2本ではずせるうえ、カバー部分がアルミ製で軽いためカバーを開けるのも楽だ。このようにケーズ内部へのアクセスは容易なのでHDDの増設などで苦労することはないだろう。

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