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» 2009年10月06日 20時45分 UPDATE

ゆうこりんも絶賛!?:HP Imprint 3Dで“Netbook第2章”を切り開く――「HP Mini 110 by Studio Tord Boontje」発表会

日本HPが低価格ミニノートPCのデザイナーズ・コレクションモデル発表会を開催。会場には小倉優子さんが駆けつけた。

[田中宏昌,ITmedia]

HPのPCビジネスは非常にバランスが取れている

ht_0910ka01.jpg 副社長執行役員 パーソナルシステムズ事業統括 岡隆史取締役

 10月6日、日本ヒューレット・パッカード(HP)が低価格ミニノートPC「HP Mini 110」シリーズに、「HP Imprint 3D」を採用した新モデル「HP Mini 110 by Studio Tord Boontje」を追加した。これは2009年2月に発売された「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」に続くデザイナーズ・コレクション第2弾となる製品で、立体的なデザインパターンである「HP Imprint 3D」を初めて導入したのが特徴だ。製品の詳細はこちらの記事(→日本HPが“3Dデザイン”を採用した「HP Mini 110 by studio tord boontje」を投入)に譲り、ここでは発表会の模様をお届けする。

 発表会では、同社副社長執行役員 パーソナルシステムズ事業統括 岡隆史取締役がHPのビジネス概要について解説した。「昨今、市況は厳しいといわれているが、HPのPCは年間6000万台近い台数を出荷しており、3年ほど前から世界シェアNo.1の座を死守している」とし、「HPのPC事業の特徴は、非常にバランスが取れていること。個人向けでも法人向けでもNo.1であり、ワールドワイドで地域やユーザー層にも偏りが見られない」と述べた。「日本では、基本的にグローバルのスケールメリットをうまく活用していくというのが基本的な考え方であり、2年前は8%くらいのシェアだったが今では15%まで伸ばせ、ようやくトップグループが見えてきた」と日本での堅調なビジネスを説明。「ただ、世界的に見るとHPは個人向けPCが強く、それを日本のユーザーにも感じてもらえるようなアプローチをしていこうということで、2年前からコンシューマーモデルを展開してきた」とし、「最近では、HPならではのモデルを提供していこうということで、ファッションをキーワードにして市場にない製品を投入した」と述べ、その具体例として「HP Mini 1000 Vivienne Tam Edition」を挙げた。

 そして「NetbookやミニノートPCは、そもそも新興国や教育向けに開発された製品であるが、一般のユーザーにとっても、メールやWebブラウズなどが手軽で使いやすく、受け入れられやすい製品だった。そういう中で、PCをただのツールではなく、自分らしさを表現したいという欲求がユーザーに出てきており、それを受ける形でデザイナーズコレクションの第2弾を今回投入する」と新製品の意図を説明した。

ht_0910ka02.jpg 各ジャンルにおけるHP製PCの世界シェア
ht_0910ka03.jpg 日本HPのPCビジネスを示した図
ht_0910ka04.jpg 日本HPのNetbook/低価格ミニノートPCのラインアップ

Netbook第2章の幕開け

ht_0910ka05.jpg パーソナルシステムズ事業統括 モバイル&コンシューマビジネス本部 プロダクトマネージャ 菊地友仁氏

 続いて、同社パーソナルシステムズ事業統括 モバイル&コンシューマビジネス本部 プロダクトマネージャ 菊地友仁氏が新製品のコンセプトを語った。

 菊池氏は「約1年間という短期間で、PC市場シェアの約30%を獲得したのはNetbookが史上初めてであり、驚くべきこと」と述べ、Netbook市場を形成したユーザーを3タイプに分類した。1つはこれまで高根の花であったモバイルできるPCが5万円で手に入るとしてNetbookを購入した「あこがれのモバイル層」、もう1つは2〜3台目のPCとして手に入れた「ライトユース層」、最後は「おしゃれ女性層」と分析。「ただ、その一方で2009年6月からNetbook/低価格ミニノートPCのシェアは下降傾向にある。その原因として、Netbookを買ってはみたものの、実際には持ち運ばないし、Netbookの性能に不満を覚え始めた“あこがれのモバイル層”が、もう1つ上のセグメントである薄型ノートPCなどに移っていった」と主張。「これからは、残り2つの層に向けて“手軽さ”“カワイイ”というキーワードでNetbook市場を切り開いていく必要がある。それはNetbook第2章の幕開けでもある」と述べ、想定ターゲットを意識して、より掘り下げたマーケティング施策を行っていくとした。

 その先例として、デザイナーズ・コレクション第1弾となったVivienne Tam Editionを挙げ、「Vivian Tam Editionは成功作で、ターゲットになる女性層に向けてマーケティング施策を徹底的に行ってきた。その結果、アジアパシフィック地域では中国ではなく、日本が最も販売台数が多かった」と実績を述べた。

 「新モデルのHP Mini 110 by Studio Tord Boontjeは、液晶ディスプレイ天面部分に絶滅危惧(きぐ)種を含む12種類の動物が隠れている。2006年にHPが初めてPCに導入したHP Imprintの発展系であるHP Imprint 3Dを取り入れており、HPがデザインとテクノロジー面でPC業界をリードしている。何かと手間がかかるデザイナーズ・コレクションの第2弾を投入できたり、これだけ数多くのPCを展開できるのは、世界シェアNo.1であるHPならではのスケールメリットである」と自信を示した。

ht_0910ka06.jpg HPのNetbook戦略。これからはNetbook第2章が始まるという
ht_0910ka07.jpg 同社がリリースしてきたデザイン重視のNetbook
ht_0910ka08.jpg 新モデルはデザイナーズ・コレクション第2弾にあたる

ht_0910ka09.jpg 新モデルはWindows 7 StarterとWindows XP搭載モデルが用意される。今回から、ケーズデンキと上新電機でも販売が行われる
ht_0910ka10.jpg デザインパターンが立体的に見える「HP Imprint 3D」を導入した液晶ディスプレイ天面
ht_0910ka11.jpg パームレストやタッチパッド面にもプリント(Imprintではない)が施されている

ht_0910ka12.jpg HP Imprint 3Dの詳細
ht_0910ka13.jpg 新モデルと連動して特設サイトが公開された
ht_0910ka14.jpg Netbookからフルサイズまで、多彩なラインアップを誇る

たくさんの「プリティ・リトル・ラブ」が詰まっている

 最後に、スペシャルゲストとして小倉優子さんが登場し、菊池氏からHP Mini 110 by Studio Tord Boontjeの実機がプレゼントされた。小倉さんは以前からVivienne Tam Edition(小倉さんいわく、赤くてお花の付いたパソコン)を使っていたとのことで、新モデルを手にして「一見、お花かと思ったら動物たちもたくさんいて、見ているだけ癒されるデザインですね。パソコンは毎日使うもので、かわいいものがいいと思っていたので、これはいいですね。外側だけかと思ったら、中もデザインされているのでびっくりしました。好きなものがストレートにどーんときた感じです」と感想を述べた。「女性が洋服やバックを選ぶように、パソコンを選んでいく時代になったのかも。女性だけでなく男性にも使ってほしいパソコンで、持っているとオシャレでポイントが高いですよね」と新モデルをアピールした。

 なお、本製品の発売に合わせ、10月17日〜19日の期間限定で東京都渋谷区のカフェ「カフェ・オール・エ・ダン」にて実機の展示が行われる。店内では小倉優子さんプロデュースによる「HP Mini 110 by STB」コーナーのほか、スペシャルサイト「Hello,Pretty Little Loves!」などのプロモーションが展開される。Webサイトでは、トード・ボーンチェ氏がデザインした壁紙やブログパーツのダウンロード、動物をモチーフにした占いなどのコンテンツが楽しめる。また、モバイルサイトではデコメ素材や待ち受け画面などがダウンロード可能になる。

ht_0910ka15.jpght_0910ka16.jpght_0910ka17.jpg 菊池氏から新モデルをプレゼントされる小倉さん。「このデザインにはたくさんのプリティ・リトル・ラブが詰まっていますね」と、HP Imprint 3Dにも感心した様子だった

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