このほか、USB 2.0端子にmini USBでなく一般的なUSB Aを採用したのはポイントの1つだ。PAシリーズは、通信機能にIEEE802.11b/g準拠の無線LANとBluetooth v2.0+EDRを備えるが、常にインターネットに接続する環境を望むユーザーは、ワイヤレスWAN環境としてUSB接続型の3GないしモバイルWiMAXのデータ通信端末を用意する。こういったシーンで、変換アダプタなしでより楽に利用できるようにするための対処とのこと。ワイヤレスWANモジュールの“内蔵化”は、ボディサイズと価格に大きく影響するので現状は困難とするものの、可能であれば今後実現したいという。ついでに、アナログRGB出力端子(専用端子−D-Sub端子変換ケーブル)も用意する。
このPAシリーズは参考展示という扱いで、発売時期や価格は2009年10月現在、まだ未定。価格については「弊社はさまざまな利用シーンに応じたスタイルの(少しとんがった)モデルを、リーズナブルな価格で提供するメーカーと認識されていると思います。この期待には応えたい──と思っています。ちなみに現在、下は4万9800円、上は7万9800円のモデルがありますので、この間には……(略)」(説明員)とのことだ。
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