12.1型の高性能モバイルPCが基本スペックを強化――「dynabook SS RX2」2009年PC秋冬モデル

» 2009年10月13日 16時18分 公開
[ITmedia]
dynabook SS RX2

 東芝のモバイルノートPCといえば、Netbookが台頭する直前に“東芝22年の英知を結集した”といううたい文句で登場した「dynabook SS RX」シリーズだ。2年の歳月を経てこれまで何度かモデルチェンジを行ってきたものの、今回の秋冬モデルではその完成度の高さゆえか、主な仕様を従来モデルから引き継ぎ、メモリ容量を4Gバイトに倍増したのみの変更にとどまっている。

 ラインアップは、128GバイトのSSDを搭載する上位2モデルと、250GバイトのHDDを搭載する下位2モデルの計4モデルで、WiMAXモジュールを内蔵する「RX2/T9KM」が28万円前後、重量858グラムと最も軽量な「RX2/T9K」が27万円台半ば、HDD搭載モデルのうちMicrosoft Office Personal 2007が付属する「RX2/T8K」が24万円前後、最下位モデルの「RX2/T7K」が21万円台半ばで販売される見込み。発売日は11月下旬の予定だ。

 12.1型ワイド液晶(1280×800ドット)を搭載し、Core 2 Duo SU9400(動作クロック1.4GHz)+Intel GS45 Expressチップセットを組み合わせた基本システムを踏襲、メモリが4Gバイト(2Gバイト+2Gバイト)と従来モデルから強化されたほかは、DVDスーパーマルチドライブをはじめ、PCカードスロット、SD/SDHCメモリカードスロット、USB 2.0×3(うち1つはeSATA共用)、アナログRGBといったインタフェース回りも共通だ。

 本体サイズは、約283.0(幅)×215.8(奥行)×19.5〜25.5(高さ)ミリ。バッテリー駆動時間は搭載バッテリー(バッテリーパック32A/バッテリーパック63A)に応じて約6.5時間〜約14時間まで、重量は858グラム〜1090グラムとなっている。なお、OSには32ビット版のWindows 7 Professionalがプリインストールされる。

写真は左から本体前面/左側面/右側面

dynabook/QosmioノートPC店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
dynabook SS RX RX2/T9KM 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) 4096MB(DDR3) 128GB SSD 32ビット版Windows 7 Professional 28万円前後
RX2/T9K 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) 4096MB(DDR3) 128GB SSD 32ビット版Windows 7 Professional 27万円台半ば
RX2/T8K 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) 4096MB(DDR3) 250GB 32ビット版Windows 7 Professional 24万円前後
RX2/T7K 2スピンドル マイナーチェンジ Core 2 Duo SU9400(1.4GHz) 4096MB(DDR3) 250GB 32ビット版Windows 7 Professional 21万円台半ば
dynabook/QosmioノートPC店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
dynabook SS RX RX2/T9KM 12.1型ワイド 1280×800 Intel GS45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約1.013キロ
RX2/T9K 12.1型ワイド 1280×800 Intel GS45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約0.858キロ
RX2/T8K 12.1型ワイド 1280×800 Intel GS45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約1.09キロ
RX2/T7K 12.1型ワイド 1280×800 Intel GS45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 約1.09キロ

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