「LaVie M」でデュアルコアな“CULV”Celeronの実力をチェックするCULVノートPCに肉薄!!(3/3 ページ)

» 2009年10月16日 12時12分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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使いやすさと性能に投資するユーザーなら納得のLaVie M

 LaVie Mは、液晶ディスプレイのサイズと解像度、キーボードのサイズとストローク、高い処理性能という意味で、“A4ノートの使いやすさ”を実現している。“モバイルの可搬性”も、バッテリー駆動時間という意味では十分クリアしたと評価できる。本体サイズと重さは、現代のモバイルノートとしてはやや大きくて重い部類に入ってしまうが、13.3型ワイドの液晶ディスプレイを搭載したトレードオフとして受け入れられるユーザーなら問題ないだろう。

 価格がLM350/VG6で12万5000円前後、LM330/VH6でも9万5000円前後と、Celeron搭載のCULVノートPCとしては、やや高いのが気になるかもしれない。ただ、ベンチマークテストの結果でも示されたように、性能そのものはシングルコアのCore 2 Solo SU3000番台を上回る。そのアドバンテージを得るためのコストと考えれば納得できるのではないだろうか。

 大画面でキーが打ちやすく、パフォーマンスにも満足できる低価格ノートPCを探しているユーザーに、LaVie Mは十分検討に値するCULVノートPCなのだ。

底面のカバーを開くと、メモリスロットとHDDベイにアクセスできる。メモリスロットは2基あるが、上位モデルのLM350/VG6は標準状態で2Gバイトメモリ×2=4Gバイトを搭載する。なお、下位モデルのLM330/VH6は、標準状態で2Gバイト×1=2Gバイトのメモリを搭載しており、1基のスロットが空いている(写真=左)。LM350/VG6は大容量のバッテリーL(重さ約425グラム、容量78ワットアワー)を標準で搭載してバッテリー駆動時間は約8.5時間。LM330/VH6はバッテリーM(重さ約245グラム、容量39ワットアワー)と標準で搭載してバッテリー駆動時間は約4.1時間。バッテリーMもバッテリーLも外観は同じで見分けがつかない(写真=右)

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