CULVとかいっていないで、デルのCore i7ノートPC「Studio 15」でかっとぼう!!デュアルコアでは満足できない!!(2/2 ページ)

» 2009年10月20日 11時11分 公開
[王深紅(撮影:矢野渉),ITmedia]
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クリエイティブアプリケーションを筆頭に満遍なく高い性能を発揮

評価機のWindowsエクスペリエンスインデックスの画面

 まずはWindowsエクスペリエンスインデックスの結果を見ると、「5.0」とノートPCとしては優れたスコアを残している。グラフィックスはRadeon HD 4570固定だが、ストレージはSSDを選択できるので、SSDにすれば5.9に迫るスコアを目指せるだろう。

 総合的なパフォーマンスを計測するPCMark05では総合スコアが7156、同じくPCMark Vantageでも総合スコアが4684と、並み居るデスクトップPCを上回るほどの値を獲得しているのが目を引く。3DCGソフト「CINEMA 4D」をベースにしたベンチマークテストのCINEBENCH R10でも、Core 2 Duo搭載PCを上回る成績をたたき出しており、4コア/8スレッドで動作するCore i7のマルチスレッド処理性能、クリエイティブアプリケーションでの強さは揺るぎない。

 一方でグラフィックスの性能も良好で、今後GPUにさらなる選択肢が追加されれば、ゲーミングPCとしても魅力は増すはずだ。

PCMark05のテスト結果
PCMark Vantageのテスト結果
64ビット版CINEBENCH R10のテスト結果

3DMark06(写真=左/1600×900ドット)とFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3(写真=右)のテスト結果

 ハイエンドな評価機の構成では、さすがに24万3330円(原稿執筆時)と高価だが、Core i7-720QM搭載の最小構成ならば10万9980円(キャンペーン適用時)から購入が可能だ。新CPUと新チップセットの搭載により、これまでのノートPCでは不可能だった次元の性能を備えているのは改めて指摘するまでもない。同じくCore i7を備えてはいるけれどエキセントリックなボディを採用した「Alienware M15x」では手に余るが、ノートPCでも動画編集/最新3Dゲームを楽しみたい優れたパフォーマンスを求めているユーザーには、本機が購入候補の筆頭にあがるのは間違いがなさそうだ。

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