アップルストア銀座で新しい「iMac」と「MacBook」が出荷開始Magic Mouseを試そう

» 2009年10月21日 17時43分 公開
[ITmedia]
アップストア銀座

 10月21日(日本時間)、Windows 7の一般向け販売が開始される直前のタイミングで、アップルが液晶一体型の「iMac」とノート型の「MacBook」、ミニPC「Mac Mini」のラインアップを一新した。また、既存シリーズや周辺機器の値下げを敢行するとともに、世界で初めてマルチタッチに対応した「Magic Mouse」も発表している。

 一夜明けたアップルストア銀座では、午後2時ごろから新型iMacと新型MacBookの販売も始まり、多くの客で賑わっていた。現在購入できるモデルは、Core i5搭載機を除くiMacとMacBook、そしてサーバOS搭載モデル以外のMac mini。店内にディスプレイされた4台のiMac(21.5型モデルが2台、27型モデルが2台)と、4台のMacBookの周辺は常に人で埋まっている状況だった。

新型iMac。21.5型モデルもIPSパネルを採用し、輝度、コントラスト比、視野角が向上している(激しい映り込みは相変わらずだ)。本体背面から側面にかけて、アルミの一体成形になった。SDメモリーカードスロットを光学ドライブの下に新設している

ユニボディデザインに生まれ変わった新型MacBook。外装は従来と同じポリカーボネート製だが、シルエットがやや丸みを帯び、重量は140グラムほど軽くなっている。バッテリーは最大1000回の充電サイクルを実現する内蔵型リチウムポリマーバッテリーに変更され、最長約7時間駆動を実現。ガラス製のマルチタッチトラックパッドも搭載された

 特にユーザーの関心を集めていたのはMagic Mouseのようだ。ボタンを完全に廃した継ぎ目のない本体は、表面がそのままマルチタッチに対応しており、通常のクリック操作だけでなく、スクロールやズーム、スワイプの操作が行える。本体上面が完全なフラットでないためやや使いづらいと思っていたが、実際に試してみたところ上記の操作は問題なく利用できた。マルチタッチ操作に慣れている人ならとまどうことはないだろう。ただし、ピンチや回転などは行えず、マルチタッチ対応のトラックパッドに比べると機能はかなり制限されている。

Bluetooth接続のワイヤレスレーザーマウス「Magic Mouse」。ボタンがなく、表面はつるっとしている

 これまで「Mighty Mouse」を使ってきたというユーザーの1人は、「スクロールボールがないのは、汚れたり掃除する必要がないのですごくいいですね。デザインもいい。使ってみて特に操作が難しいという印象もないし、持った感じも軽くて、あとは慣れの問題かな。ただ感度がよすぎると誤操作しちゃいそうですね、勝手に画面をスクロールしちゃうとか。あと気になったのは、今使ってるMighty Mouseでサイドボタンにエクスポゼを割り当てているんですが、これはできないっぽいですね……」と興味津々の様子だった。

Magic Mouseは単3乾電池2本で駆動する。マウスの設定を見ると、マルチタッチ対応のトラックパッドに比べて機能が少ない

 Magic Mouseの出荷予定はApple Storeで5〜7営業日となっており、単体販売開始にはまだ時間がある(今すぐ手に入れたい人はiMacを購入するという方法もあるが)。最寄りのアップルストアを訪れて、Magic Mouseの使い心地を試してみてはいかがだろうか。

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