Windows 7登場以来、PCのデータを簡単に引き継げる転送ケーブルが好調に売れている。そこで、先週はWindows 7対応をうたう新製品「SUGOI CABLE E・A・S・Y 7」が登場した。価格は3500円前後。
SUGOI CABLE E・A・S・Y 7は、Windows 7に正式対応したUSBケーブルで、ソフトウェアをインストールする必要なく利用でき、新旧2台のマシンをつないで、ファイルだけでなく、システム設定やメール、ブラウザのお気に入りなども一括で転送できる。フェイス秋葉原本店は「これまでの製品も普通に使えるようですが、Windows 7対応と大きく書いてあると、やはりそちらを選ぶ方は多くなりますね。好調に売れています」と話す。
ストレージ関連では、東芝製MLCチップとPhison製コントローラを採用しているといわれるSSD「SSD3016S3-6M」シリーズがTSUKUMO eX.に入荷していた。価格は、128Gバイトが3万1800円、64Gバイトが1万6980円、32Gバイトが9980円となる。
同店は「Phisonは海外でSSDコントローラーのトップシェアを持つメーカーです。最大転送速度はリード210Mバイト/秒、ライト150Mバイト/秒とまずまずですが、ランダムアクセスが少しだけ弱いかも。このクラスでは値ごろ感もあるので、売れてくれればと思います。よい製品ではありますし」と語っていた。
一方、入力デバイスでヒットが期待されているのは、SteelSeriesの「XAI LASER MOUSE」だ。分解能を100〜5000cpiまで可変できるUSB接続のレーザーマウスで、底面の液晶モニターを確認しながらマウス本体にカスタムした設定を登録できるのが特徴。価格は1万円前後だ。
パソコンショップ・アークは「マウスとしてはクセがなく、幅広いゲーマーに支持されているシリーズです。新モデルでセンサーを更新し、毎秒1万2000フレームの読み取りができるようになって性能も十分です。安定して売れると思いますね」と話していた。
電源ユニットでは、80PLUS GOLDを取得した「Seasonic SS-650/750KM」が近日登場予定だ。メイン電源ケーブルも着脱式の“フルプラグイン”タイプで、電源本体が軽いのも特徴。T-ZONE.PC DIY SHOPは「発熱が少ないため、ヒートシンクをあまり搭載する必要がないとのことです。メーカーは80PLUS GOLDどころか、その基準を軽く超えるほどの電源効率があるとアピールしていました。実際、Seasonicは品質で定評のあるメーカーですから、人気を集めるでしょう。ただ、650ワットモデルはちょっと高く感じるかも」と語る。650ワットタイプは3万円前後、750ワットタイプは3万2000円〜3000円で登場する可能性が高い。発売時期は11月上旬から中旬にかけてだ。
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