レビュー
» 2009年11月26日 10時56分 UPDATE

VAIO 2009年冬モデルロードテスト:第1回 “福岡空港”ですぐ使う、Windows 7搭載「VAIO P」と通信環境 (1/2)

小型軽量のミニノートPC「VAIO P」を携帯すると何が便利か。九州地区における空の玄関口“福岡空港”で、福岡在住の筆者がVAIO Pとサービス開始間もないモバイルWiMAX通信を検証する。

[Kunihisa Takayama(K-MAX),ITmedia]

ぶらりと訪れた“ある街”で使う「VAIO P」

photo ソニー「VAIO P」。Windows 7を搭載するVGN-P72K/Wの価格は約11万円となる

 モバイルノートPCを買ったなら、“常に”持ち歩いていろいろな場所で使いたい。携帯電話やスマートフォンは普段から使用しており、たいていはこれだけで済んでいたが、最近は「この作業はPCの方が効率がよい」「ここにPCがあったなら」という場面も増えてきた。

 このようなスマートフォン以上ノートPC未満のニーズを満たす、常に携帯できる軽量マシンとして今回導入したのは、ソニーのミニノートPC「VAIO P」(VGN-P72K/W →価格を調べる)だ。本機は2009年PC秋冬モデルとして、32ビット版Windows 7 Home PremiumとAtom Z520(1.33GHz)の組み合わせに、1600×768ドットの8型ウルトラワイド液晶ディスプレイ、64GバイトSSD、ワイヤレスWAN(FOMAハイスピード)、IEEE80211b/g/n準拠の無線LANなどを実装する。

 この小型軽量PCを、どう便利に活用するか。福岡県福岡市のさまざまな場所へ「VAIO P」を持ち出してみよう。

福岡空港で、サービス開始間もない「モバイルWiMAX」を試す

photo 福岡県近辺のモバイルWiMAXサービスエリア(2009年11月現在)

 2009年9月末より、福岡県内の一部エリアでもモバイルWiMAXサービスが始まった(対応エリアとなった)。当初は福岡市内のごく一部のみだったが、2009年11月現在、サービスエリアは北九州市や久留米市などの九州地区周辺にもじわじわ広がってきている。

 それならば、福岡の空の玄関口である福岡空港ではどうだろう。モバイルWiMAX回線を無線LANで共有できるモバイルWiMAXルータ「AtermWM3300R」とともに通信環境や使い勝手を検証した。


photophoto JR博多駅にもほど近い、福岡市博多区にある「福岡空港」。空港なので、ターミナルの全域でいくつかの公衆無線LANスポットを利用できる
photo VAIO Pのメリットは(すでに語り尽くされてはいるが)やはりこの小型サイズだろう。テーブルに置けない場合には、ヒザに置いても重さで不快に思うことは少ない。携帯電話やスマートフォン、あるいは手帳のように使いたい時にさっと取り出して使えるギリギリのサイズといえ、これ以上大きいと「遠慮」や「面倒」など心理的な抑制が生じがちである

 空路福岡に来た人がまず降り立つのは到着ロビー。ビジネスユーザーや旅行客、出迎えの人などで常にごった返している。第1から第3ターミナルの各到着ロビーには到着ゲートのすぐそばに休憩スペースが用意されているが、この到着ロビーをはじめ、搭乗待ちなどに利用する出発ロビーなど空港内の数カ所で「FREESPOT」による無料公衆無線LANサービスのほか、ターミナルの全域でNTTドコモの「Mzone」やUQコミュニケーションズの「UQ WiFi」といった複数の公衆無線LANサービスを利用できる。

 ともあれVAIO Pでメールチェックだ。ここはノートPCを快適に使用するためのテーブル付きスペースがそもそもあまりなく、テーブルが円形なので使えるスペースは意外に少ない。それでも運良くテーブルが空いていればよいが、普通のノートPCをヒザに置いて小一時間ほど作業するとなると、窮屈さとともに、重さや発熱による暑さで不快になることもある。

 この点、小さく軽いVAIO Pはそこがほとんど気にならない。また、よくある普通のモバイルノートPCは、人がたくさんいたり、スペースが狭かったりすると「遠慮」や「面倒」が生じてしまいがち。手帳や携帯電話を取り出すようなイメージで気軽に使えることは、心理的にも「より便利に活用する」ためのメリットになる。


Sony Style(ソニースタイル)

       1|2 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.