調査リポート
» 2009年12月04日 18時53分 UPDATE

+D Voice:「Netbook大盛り、そんなのもあるのか」――いや、ありませんから

安くて薄くて長時間駆動の「CULVノートPC」は、一昔前の高価なモバイルPCを思い返すと夢のような製品だ。ただ「しーゆーえるう゛い」って言いづらいんだよねー。

[ITmedia]

ポストNetbook時代の到来

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 トップページから1クリックで参加できるお手軽アンケートツール「QUICK POLL」。今回は「やっぱりCULVは分かりにくい!! 代替案は……」と題して、CULV(消費者向け超低電圧)版ノートPCの呼称を募集していました。

 圧倒的な価格競争力でノートPC市場を席巻した「Netbook」は、Webブラウジングやメールの送受信など、基本的にネットブラウザとしての役割を期待されていたため、“インターネット用の安くて比較的小さいサブノートPC”という位置付けをその名前がうまく表していたと言えます。

 一方、“ポストNetbook”としてすでに多くのPCメーカーが参入し、次の注目ノートPCのトレンドとなりつつあるCULVノートPCは、Atomが搭載される非力なNetbookよりも性能面で優位に立ちながら、価格帯ではこれまで高価な部類だったモバイルノートPCを下回っています。Netbookと従来のノートPCのあいだを埋めるというその位置付けからしてやや微妙な立ち位置にあるうえに、「CULV」と聞いて「Consumer Ultra Low Voltage」のことだと即答できる人は、世間では間違いなく少数派ではないでしょうか(ええ、あなたはずばり少数派です)。

 また、かつてNetbookの名を提唱したインテルもやはりCULVノートPCでは分かりづらいと考えたのか、国内向けに「モバイル・サブノートPC」という呼称を使ったこともありますが、「それって今までとどこが違うの?」という印象が強く、定着はしていないようです。そこでいくつかのメーカーは、CULVノートPCに代わる名称として、独自の呼び名を挙げてきました。例えば、東芝は「ネットノート」、エイサーは「Light Note」、マイクロソフトは「プレミアム スモールノート」……いまいちピンときません。

og_quick_002.jpgog_quick_003.jpg 11.6型液晶ディスプレイを搭載する東芝の「dynabook MX/33K」(写真=左)と日本エイサーの「Aspire Timeline AS1410」(写真=右)

 それなら、PC USERでCULVノートPCを取り上げるときの呼称は読者に選んでもらえばいいんじゃないか、ということで冒頭のQUICK POLLにつながるわけです。「やっぱりCULVは分かりにくい!! 代替案は」――前置きが長くなりましたが、結果を見ていきましょう。

結局のところ、やはり第1位は……

 CULVは分かりにくい!! と言っているにも関わらず選択肢に「CULVノートPC」が入っているところや、「Netbook大盛り」「やすうすノート」といった代替案を眺めると、担当者のやる気がバシバシとみなさんに伝わってしまいそうですが、編集部でもなんとなく予想がついていたとおり、投票率33%で堂々の1位についたのは「CULVノートPC」でした。

 ややガッカリした気持ちがなくもないですが、一方で「Netbook 大盛り」が8%と予想以上に票を獲得しており、CULVノートPCが首位を守ってくれてほっとした気持ちもあります(例えば「Netbook大盛りの新モデル続々――各メーカーの主力機を徹底比較!」ってタイトルの記事、本当に読みたいですか?)。そのほかの結果は、2位が「やすうすノート」、3位が「ネットノート」、4位に「モバイル・サブノートPC」と続きました。「選ぶのがねーよ」という声も聞こえてきそうですが、実際に代替名称の投稿はとてもたくさんありました。

 投稿をいくつか紹介すると、「真Netbook」「高性能Netbook」「ハイパフォーマンスNetbook」「プレミアムNetbook」「ネットだけじゃないよBook」など、Netbookの上位機を意識した名称が多かったです。また、「Ecoノート」「フェザーノート」「ローボルテノート」など、薄くて軽くて長時間駆動(低電圧)といったCULVノートPCの特徴を呼び名にしたものも見られました。このほか、「低血圧ノート」や「クルブノート」といった意見も……真面目に考えてくださった方も、そうでない方も、投稿ありがとうございました。

 結論としては、「CULVノートPCは分かりづらいかもしれないけど、ほかに気の利いた代替案は現時点ではないよね」といったところでしょうか。とりあえずPC USERの呼び方は、しばらく「CULVノートPC」で行くことになりそうです。ただ、今後もし“CULVノートPC”ではなく、突然特定メーカーの呼称にならうことがあったら、そこにはいろいろと大人の事情があるのかもしれませんね!

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