エプソンダイレクトの「Endeavor NA501E」は、厚さ20.8ミリ&1.48キロの薄型軽量フラットボディが特徴のCULVノートPC。ノングレア液晶や6万円台から購入できる価格を軸に、日本の“ビジネスユーザー”がうれしい工夫を存分に備えている。
2008年から2009年初頭のNetbook需要に続き、最近、特に注目を集めているのが「CULVノートPC」だ。CULVノートPCは、CULV(コンシューマー向け超低電圧)版CPUの採用で価格を大きく抑えつつ、Netbookを大きく上回る性能を備えるのが特徴。従来のモバイルノートPCとほぼ変わらない性能や使い勝手を備えながら、価格はNetbook並み──と考えると分かりやすく、“普通に使えるノートPC”ながら価格帯がグッと下がったため、コンシューマーユーザーはもちろん、ビジネスユーザーへの導入に関しても、今後の大きな需要拡大が期待されている。
エプソンダイレクトの「Endeavor NA501E」も、この注目のCULVノートPCだ。早速、Endeavor NA501Eの実力を確認していこう。
Endeavor NA501Eは13.3型ワイドの液晶ディスプレイを搭載し、厚さ20.8ミリ、重量が約1.48キロと非常に薄く、軽量のボディが大きな特徴だ。片手で楽に持てるのはもちろん、凹凸がほぼ存在しないフラットなボディのため、バッグへの収納性も大変高い。
落ち着いた色合いで、金属質な印象の外装デザインもかなり心地よい。天面はヘアライン加工を施したアルミ素材による半つや消しのブラック調、キーボード面は半つや消しのシルバー調のカラーリングを採用し、パームレストにソフトレザーペイントと呼ぶ塗装を施した“しっとり・さらり”とした感触となっている。ビジネスシーンにも違和感なくとけ込むことだろう。
13.3型ワイドでLEDバックライトを備えた液晶ディスプレイは、1366×768ドットと快適に作業できる解像度を実現し、表面に周囲の映り込みを低減できるノングレア(非光沢)処理が施される。中でも、ノングレアパネルの採用はかなり大きなポイントだ。他社CULVノートPCのほとんどに採用されるグレア(光沢)パネルは、映像や画像の再生などエンターテインメント寄りの利用シーンで鮮やかに表示できる半面、外光を反射し、周囲が豪快に映り込んでしまうデメリットがある。この点でビジネスユースにおいては特に、周囲の映り込みを低減できるノングレアパネルの方が快適に利用できるはずだ。
キーボードは上下18ミリのキーピッチが確保され、大きいEnterキーやBackSpaceキーを含めてゆったり快適に入力できる。NetbookなどのミニノートPCで感じる窮屈さは皆無で、標準ピッチのデスクトップPC向けキーボードを普段使用するユーザーなら、ほとんど違和感なく入力できるだろう。
このほか主要キー以外のキーにおいては、右下の「。」「・」「¥」などの一部に縮小されるキーもあるが、左右にShift/Ctrlキーをしっかり配置し、くっきり大きめの視認しやすいキー刻印、エプソンダイレクト製ノートPCでおなじみのCtrlキーとFnキーを入れ替える機能(BIOS設定で入れ替えられる)など、使いやすさへの工夫は健在だ。キーストロークは1.7ミリで、打鍵感はやや軽め。強く押しても大きなたわみが生じないのも印象がよい。
タッチパッドは、パームレストと同素材で一体感のあるデザインとなっている。シナプティクス製の多機能ドライバが導入され、パッドの右端や下端をなぞって操作する標準的なスクロール機能のほか、右端に触れて指を回転すると行える無限スクロールなどの機能を利用できる。
搭載インタフェースは、薄型モデルながら有線LANとアナログRGB出力をきちんと搭載し、USB 2.0を左右に配置する点が評価できる。本体の左側面にケンジントンロック(盗難防止用)スロット、DC入力、USB 2.0×2、マイク入力/ヘッドフォン出力、右側面にマルチメモリカードスロット(SDHC対応SDメモリーカード、PRO対応メモリースティック、MMC)、USB 2.0×1、1000BASE-T対応有線LAN、アナログRGB出力をそれぞれ備え、IEEE802.11b/g準拠の無線LANも標準で搭載する。
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提供:エプソンダイレクト株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2009年12月21日