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» 2010年01月18日 11時00分 UPDATE

2010年PC春モデル:より軽く小型になって大画面化を果たしたモバイルPC──「FMV-BIBLO MG」

富士通の大画面モバイルPC「FMV-BIBLO MG」がフルモデルチェンジを行い、新プラットフォームの導入と高解像度化、小型軽量化を実現した。

[ITmedia]

新たにスクロールパッドを装備

 富士通が“大画面モバイルPC”と呼ぶ「FMV-BIBLO MG」シリーズが、プラットフォーム更新に合わせてボディも一新、小型軽量化とともに低価格化を果たした。ラインアップは、従来14.1型ワイドの上位モデルと13.3型ワイド液晶ディスプレイ搭載の下位モデル(画面解像度はともに1280×800ドット)という構成から、全モデルが1366×768ドット表示の13.3型ワイドに統一された。また、下位モデルのカラーバリエーションがアーバンホワイトとエボニーブラックの2色展開になった。さらにプリインストールOSの32ビット版Windows 7 Home Premiumに加え、64ビット版Windows 7 Home Premiumのリカバリーディスクが全モデルに付属するのもポイントだ。なお、オフィススイートのOffice Personal 2007(SP2)も全モデルでプリインストールされ、上位モデルにはPowerPoint 2007(SP2)も付属する。

ht_1001bm01.jpg 上位モデル「MG/G75」のプレミアムブラック
ht_1001bm02.jpg 下位モデル「MG/G70」のエボニーブラック
ht_1001bm03.jpg 下位モデル「MG/G70」のアーバンホワイト

 上位モデルの「MG/G75」と下位モデル「MG/G70」の違いは、CPUとHDD容量、USB 3.0端子の有無で、そのほかのスペックは共通となっている。具体的には、MG/G75のCPUがCore i5-430M(2.26GHz/3次キャッシュ3Mバイト/Intel Turbo Boost Technology対応)、MG/G70にはCore i3-330M(2.13GHz/3次キャッシュ3Mバイト/Intel Turbo Boost Technology非対応)を採用する。HDD容量は上位モデルが500Gバイト、下位モデルが320Gバイト(いずれも5400rpm)だ。両モデルとも3基のUSB端子を搭載しているが、MG/G75はそのうちの1基が高速データ転送に対応したUSB 3.0をサポートしている。また、全モデルでPCの電源オフ時にUSBデバイスへ給電できるUSB 2.0端子を1基装備した。

 タッチパッドの右隣に新設されたスクロールパッドも目新しい。これは円形になぞることでウィンドウなどの上下スクロールが行えるものだ。細かいところでは、キーボードのキーピッチは19ミリのままだが、キーストロークは約3ミリから約2.7ミリと若干浅くなった。

ht_1001bm04.jpg 液晶ディスプレイは13.3型ワイド光沢に統一された。峡額縁なのは前モデル同様だ
ht_1001bm05.jpg 2基のメモリスロットやHDDには底面からアクセスできる
ht_1001bm06.jpg 右側面にDVDスーパーマルチドライブを内蔵する。ウエイトセーバーはオプションになった

ht_1001bm07.jpght_1001bm08.jpg 19ミリピッチのキーボードを採用する(写真=左)。タッチパッドの右側に上下スクロールが可能なスクロールパッドが新設された(写真=右)

 共通するスペックは、チップセットがIntel HM55 Express、メインメモリが4Gバイト(PC3-8500対応/2Gバイト×2)、グラフィックス機能がCPU内蔵のIntel HD Graphics、DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブだ。液晶ディスプレイは1366×768ドット表示に対応した13.3型ワイドになり(MG/G75は高輝度・低反射TFTカラーLCD、MG/G70はTFTカラーLCD)、それにともなってボディサイズがMG/G75は316(幅)×227(奥行き)×24.2〜32.3(厚さ)ミリ、MG/G70は316(幅)×227(奥行き)×27.9〜35.8(厚さ)ミリと、小型になった。

 あわせて重量もMG/G75が約1.79キロから約1.66キロに、MG/G70が約1.97キロから約1.89キロに減っている。ただし、従来は付属していたモバイル・マルチベイカバー(ウエイトセーバー)が春モデルからオプション扱いとなった点には注意したい。ちなみに、DVDスーパーマルチドライブを取り外してモバイル・マルチベイカバーを装着した際の重量は、MG/G75が約1.52キロ、MG/G70は約1.75キロだ。バッテリー容量は2009年秋モデルと同じ10.8ボルト 5800mAhだが、駆動時間はMG/G75が約6時間、MG/G70が約6.3時間とダウンしている。

 通信機能はギガビット対応の有線LANとIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANで、従来上位モデルが備えていたBluetoothは省略された。インタフェースは前述のUSB端子のほかにHDMI出力端子が追加され、前モデルのPCカードスロットに代わってExpressCardスロット(/34と/54両対応)になった。そのほかはSDHC対応SDメモリーカードスロットと、アナログRGB出力端子が用意される。

 発売は1月21日の予定で、実売想定価格はMG/G75が18万円前後、MG/G70がそれぞれ15万円前後の見込みだ。

ht_1001bm09.jpght_1001bm10.jpg 前面にメモリカードスロットとヘッドフォンとマイクがある(写真=左)。背面はバッテリーとアナログRGB出力だけだ(写真=右)

ht_1001bm11.jpght_1001bm12.jpg 左側面にUSB 3.0端子(MG/G75のみ)とHDMI出力が追加された(写真=左)。右側面にあるUSB 2.0端子のうち、1基が電源オフUSB充電機能に対応している(写真=右)

 同社直販の「WEB MART」では、CPUにデュアルコアのCore i7-620M(2.66GHz/3次キャッシュ4Mバイト/Intel Turbo Boost Technology対応)を選べたり、13.3型ワイドの非光沢液晶ディスプレイ、8Gバイトのメインメモリ(4Gバイト×2)、容量256Gバイトや128GバイトのSSD、OSに32ビット版Windows 7 Professional(64ビット版Windows 7 Professionalリカバリーディスクが付属)など、多彩な選択肢から選べるようになっている。

FMV-BIBLO MGシリーズ店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
FMV-BIBLO MG/G75 2スピンドル フルモデルチェンジ Core i5-430M
(2.26GHz)
4096MB(DDR3) 500GB 32ビット版Home Premium
(64ビット版添付)
18万円前後
MG/G70(FMVMGG70B エボニーブラック) 2スピンドル フルモデルチェンジ Core i3-330M
(2.13GHz)
4096MB(DDR3) 320GB 32ビット版Home Premium
(64ビット版添付)
15万円前後
MG/G70(FMVMGG70W アーバンホワイト) 2スピンドル フルモデルチェンジ Core i3-330M
(2.13GHz)
4096MB(DDR3) 320GB 32ビット版Home Premium
(64ビット版添付)
15万円前後
FMV-BIBLO MGシリーズ店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
FMV-BIBLO MG/G75 13.3型ワイド 1366×768 Intel HM55 2層対応DVDスーパーマルチ CPU統合 約1.66キロ
MG/G70(FMVMGG70B エボニーブラック) 13.3型ワイド 1366×768 Intel HM55 2層対応DVDスーパーマルチ CPU統合 約1.89キロ
MG/G70(FMVMGG70W アーバンホワイト) 13.3型ワイド 1366×768 Intel HM55 2層対応DVDスーパーマルチ CPU統合 約1.89キロ
富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART

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