デスクトップPCは、インテルの新プラットフォームを採用したセパレート型の高機能指向モデル「S7シリーズ」と、1920×1080ドット(フルHD)表示対応の液晶ディスプレイを備えたデザイン性の高い液晶一体型モデル「E4シリーズ」で展開する。
S7シリーズはスリムタワー筐体を用いたベーシックなセパレート型スタイルを採用し、23型ワイドないし21.5型ワイドのフルHD対応液晶ディスプレイが付属する。上位モデルはCPUにCore i7-860、6Gバイトのメインメモリ、1TバイトのHDD、GeForce 210搭載グラフィックスカードを実装するPCとしての高いパフォーマンスを望む層に向け、中位モデルはCPUをCore i3-530、メインメモリ容量を4Gバイトとする代わりに、2番組の同時録画に対応する地上デジタル放送チューナーとBlu-ray Discドライブを内蔵することでAV機能を高めた。
プリインストールOSは64ビット版Windows 7 Home Premium(32ビット版にも切り替え可能)で、価格は14万4480円から(下位モデルのS711A6B/21W1の場合)。
液晶一体型デスクトップPC「E4シリーズ」は、Atom 330とNVIDIA IONプラットフォームを採用した個性的なシリーズだ。
主な特徴に地デジチューナーと1920×1080ドット表示に対応する21.5型ワイドの液晶ディスプレイ、そしてスリムでデザイン性の高いボディが挙げられ、プライベートルームなどへ省スペース、かつリーズナブルな価格で導入できる。価格は8万9800円からとなる。
主な仕様はAtom 330、グラフィックスコアを内蔵するNVIDIA GeFroce 9400M Gチップセット、2Gバイトのメインメモリ、320GバイトのHDD、DVDスーパーマルチドライブなど。NVIDIA IONプラットフォームの採用により、動画再生支援機能の「PureVideo HD」やGPGPU向け開発環境「CUDA」に対応したアプリケーションをサポートし、ある程度の3DゲームやフルHDクラスの動画をそつなく扱えるほどのグラフィックス性能を備えている。
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