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» 2010年02月09日 11時00分 UPDATE

ショップのダメ出し!:OS込みで10万円。ほう、AMDで自作したい……だと? (1/3)

あらかじめ作成した自作PCのパーツ構成表を“プロ”の目から厳しくチェックしてもらう突発的な新シリーズ。前回のインテル編に続き、AMD系の構成もダメ出ししてもらった。

[古田雄介,ITmedia]

「予算の“遊び”は徹底的にシミュレーションして分配しましょう」

og_akibaamd_001.jpg 「次はこっちだ、オラ!」と、鬼コーチを演じ続けてくれたツートップ秋葉原本店の樋熊氏

 インテルプラットフォームのシステムを紹介した前回に続き、「OS込みで10万円。5年使えるマシンを組みたい」というコンセプトをもとに、ツートップ秋葉原本店の店員である樋熊氏からアドバイスを受ける。今回はAMD 785Gマザーを軸にしたAMD系マシンの構成表をチェックしてもらった。価格は2010年1月末時点の「ツートップ Internet Shop」を参考にしている(関連記事:「OS込みで10万円。「あと5年は戦える」マシンを組みたいんだが」)。

 AMD 785Gマザーならチップセット内蔵のグラフィックス機能が使えるため、グラフィックスカードがなくてもマシンが組める。最小構成価格はインテル系よりも下げやすく、そこそこの性能なら7万円前後で済む。10万円の予算があるなら約3万円の“遊び”が確保できる計算だ。

 編集部ではこの“遊び”をドライブ類の強化にあててみた。1TバイトHDDを2台にして、BD-Rドライブも組み込んでいる。HDDは容量が多いに越したことはないし、2台あればRAIDも構築可能だ。BD-RドライブもAMD 785Gチップセットとの組み合わせで、大いに活用できるだろう。HD動画の再生支援機能「UVD2」により、高画質なBDビデオをCPUにあまり負荷をかけない状態で気楽に鑑賞できるのだ。なお、これでもまだ予算に余裕があったため、OSもひとつ上のWindows 7 Professionalに変えている。Home Premiumとは違い、標準でXP modeが使える。

パーツ 製品名 価格
CPU AMD「Phenom II X4 945」 1万4669円
マザーボード MSI「785GM-E65」 9980円
メモリ マスタードシード「UMAX Cetus DCDDR3-4GB-1333」 1万969円
HDD シーゲート「Barracuda 7200.12 ST31000528AS」×2台 1万6138円
光学ドライブ LG電子「BH10NS30-B/K」 1万6800円
グラフィックスカード なし 0円
PCケース サイズ「SCY-T33-BK」 4170円
電源 Abee「ZUMAX 700W 限定モデル ZU-700W-KA」 8979円
OS マイクロソフト「Windows 7 Premium 64bit DSP版」+USB2.0増設(外部4ポート/PCI)セット 1万5970円
合計金額 9万7675円

 樋熊氏も「HDDを2台にするのはいいですよね。PCパーツの中でもHDDは消耗品扱いされるくらい壊れやすいし、リスク対策にもなる。CPUも3GHzのPhenom II X4で十分高性能。AMD系のハイスペック構成で人気のあるCPUなので、今回のコンセプトなら“鉄板”といえるでしょう」と、ベース構成のコンセプトに納得してくれた。

 ただし、「マザーボードがmicroATXで小さいのが気になるところ。それと、光学ドライブにBD-Rを選ぶのもいいですが、TVチューナー非搭載ならあまり書き込む機会も少ないでしょう。安価なBD-ROMやDVDスーパーマルチを選んで、ケースを少し高価なものにするほうがいいかも。数年先までの使い方をより具体的にシミュレーションすると、さらにムダを省いた最適な構成にできそうです」ともアドバイスしてくれた。次のページから、具体的なオススメ構成を聞いていきたい。

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