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» 2010年03月01日 12時00分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:「LGA1366のことも忘れないであげてください」――Core i7-960/930がアキバに登場 (1/4)

ここ最近のインテル系CPUは、店頭でもLGA1156対応モデルばかりが注目を集めがちだった。そこに久々のLGA1366対応モデルが登場し、真のハイエンドプラットフォームの存在感を示した。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「P55マザー以来、LGA1366は脇役でしたしね」――Core i7-950/920と入れ替わる新モデル

og_akiba_001.jpg インテル「Core i7-960」と「Core i7-930」

 2月28日、インテルの新CPU「Core i7-960」と「同930」が発売された。価格は順に5万円台半ばと2万8000円前後だ。Core i7-960は3.2GHz動作のクアッドコアCPUで、3.06GHzで動作するCore i7-950の後継モデルとなる。Core i7-930は同920の後継で、クロック数は2.8GHz。ともに45ナノメートルで製造されており、計8MバイトのL3キャッシュを備える。TDPは130ワットで、QPIは4.8GT/秒。ハイパースレッディングもサポートする。対応ソケットはLGA1136 LGA1366だ。

※記事初出時、上記対応ソケットを誤って記述しておりました。正しくはLGA1366です。おわびして訂正いたします。

 入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPは「久々のLGA1366対応モデルですね。P55マザーが普及してからはLGA1156対応のCore i7/i5/i3が人気を集めていて、LGA1366モデルは一部のハイスペック志向の人にしか売れませんでした。まあ、現状ではLGA1366はX58マザーとCore i7の選択肢しかないので仕方ないですけどね。今回の新モデルが登場することで注目度が上がるとうれしいです。売れるのはやはり、920後継の930でしょう」と話していた。

 なお、新CPUが登場する際は旧モデルに価格改定が入るケースがあるが、今回はモデルの切り替わりという意味合いが強く、従来のCore i7-950/920は価格変動もなく、収束していくとみるショップが多い。実際、すでに旧モデルの在庫を切らしているショップもある。

 ある店員さんは「新モデルと価格帯がかぶるので、在庫していてもいいことは何一つないですからね。現在の最上位の975 Extreme Editionも、そう遠くない時期に後継かそれに近いモデルが出るというウワサがありますから、あまり在庫は持ちたくないというのが本音です。6コアって話もありますしね、よく分からないですけど……」と、細部を濁しながら気になるコメントを残した。

 なお、インテルは前日の27日に、LGA1156関連で人気のマザーボードも発売している。H57 Expressチップセットを搭載した初のmini-ITXモデルとなる「DH57JG」で、価格は1万3000円前後から1万4000円前後。在庫は少数で、すでに売り切れたショップも多い。DH57JGはCore i5 6xxやCore i3といったGPU内蔵CPUが使え、4基のSerial ATAポートでRAID 0/1/5/10が構築できる。GPU内蔵CPUと組み合わせて使えるHDMIやDVI、アナログRGB出力コネクタを備えるほか、PCI Express x16スロットも1基持つ。

 パソコンハウス東映は「CPUとの組み合わせでオンボードグラフィックスが使えるH55/H57マザーは、もともとmini-ITXでヒットしそうな仕様なんですよね。新型Atomマザーは標準でSerial ATAポートを2基しか備えていないこともあるので、ある程度ハイスペックな小型マシンを作りたいという人にはDH57JGがヒットすると思います。価格も抑えられていますし、期待できそうですね」と語った。

og_akiba_002.jpgog_akiba_003.jpg インテル「DH57JG」

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