先週はモニター関連でユニークな新製品が複数登場している。SoundGraphの「FingerVU 706」は、800×480ドットのUSB接続の7型液晶で、タッチパネル操作に対応しているのが特徴だ。通常のサブディスプレイとして使うだけでなく、内蔵のランチャーソフトにより、タッチ操作でマルチメディアファイルを再生したり、YouTube動画などが視聴できる。価格は2万5000円前後で、在庫は潤沢だ。
ソフマップ秋葉原本館は「すでに登場している4.3型の『FingerVU』の大型版といった位置付けです。デモ機に触れる方が多くて、なかなかの反響があります。普通のサブディスプレイは見るだけですが、これは入力バイスとしての機能も備えているので、PCの使い方を変える可能性がありますよね」と気に入った様子だった。
また、クイックサンの「HD ワイヤレスAVキット」のデモも注目を集めていた。USBで接続したPCの映像データをワイヤレスで伝送し、レシーバーを接続したHDMI/アナログRGB入力のディスプレイに表示させるアイテムだ。価格は1万4000円弱。
ソフマップ 秋葉原リユース総合館のデモでは、2メートル程度離れたPCの映像を表示しており、再生中の動画もコマ落ちなく表示していた。店員さんは「最大通信距離は10メートルですが、その限界距離に近いとさすがにレスポンスが悪くなるようです。同じ部屋の中であれば、ご覧のとおりけっこう普通に使えるんですよね」と話していた。なお、ワイヤレスで表示できる解像度は、HDMI出力で最大1280×720ドット(720p)、アナログRGB出力で最大1400×1050ドットとなる。
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