マザーボードの新製品には手堅いモデルが多かった。インテルから登場したのは、CPUソケットにLGA 775を採用した「DP43BF」と「DP43BFL」、「DG43RK」だ。DP43BFとDP43BFLはIntel P43 Expressチップを採用したATXマザーで、価格は順に1万円弱と9000円弱だ。どちらもPCI Express x16スロットを1基搭載しており、DDR3メモリに対応する。2モデルの主な違いはサウスチップで、DP43BFがICH10Rを、DP43BFLがICH10を採用している。DG43RKはIntel G43 ExpressとICH10を搭載しており、価格は1万円弱。PCI Express x16スロットを1基備え、DDR3に対応する。
入荷したドスパラ秋葉原本店は「LGA 775対応ということで、古いCPUを活用するにはもってこいですね。価格もこなれているのでサブマシン用として需要があると思います」と話していた。
一方、最新規格を盛り込んだマザーでは、ASUSTeKの「P7P55D-E LX」が人気を集めていた。Intel P55 Expressを採用したATXマザーで、SATA 3.0とUSB 3.0に対応している。PCI Express x16スロットは1基で、DDR3スロットを4基備える。価格は1万6500円前後だ。
ドスパラ秋葉原本店は「PCI Express x16の速度をx8にして、SATA 3.0とUSB 3.0のどちらかの速度を2倍に引き上げる機能を備えています。低価格で最新のSATA 3.0とUSB 3.0に対応しているということで、ゴールデンウィーク中に売れ筋になりそうな雰囲気がありますね。期待しています」と話していた。
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