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» 2010年04月28日 03時30分 UPDATE

「PCにもエコポイントを」ロビー活動も水面下で実施:「地デジ化、PCでもできますよ」──PC業界団体がアピール (1/2)

PC業界を中心とする団体 WDLCは、「PCで地デジ」をテーマにした訴求・購買支援キャンペーンを夏商戦から2011年まで展開。「PCをエコポイント対象に」の活動も進めている。

[岩城俊介,ITmedia]

地デジ移行、「PCでもOK」を訴求

photo WDLC会長の堂山昌司マイクロソフト副社長

 マイクロソフトの堂山昌司副社長が会長を務める業界団体「ウインドウズ デジタルライフスタイルコンソーシアム(WDLC)」は4月27日、100社の参加企業(2010年4月27日現在)らが共同で取り組む2010年夏商戦向けキャンペーンのテーマを「地デジPC」にすると発表。ハードウェア(PC、携帯電話、デジタル家電など)、ソフトウェア、情報・コンテンツサービスなどを相互に連携させたライフスタイルの提案をWDLC参加企業が合同で行い、対個人ユーザーの認知度や利用者を増やすことで市場全体の活性化を図る。

 2010年4月27日から9月30日の期間で行う、WDLC共同キャンペーンの第5弾テーマは「Watch PC? パソコンも地デジカ」。2011年7月11日に終了するアナログテレビ放送にともない、家電業界や放送、総務相などは終了する旨の告知やエコポイントの付与も含めたテレビの買い換えを促す活動を盛んに行っているが、WDLCは「地デジ化はPCでもできる──」ことを今回の2010年夏商戦から同秋冬商戦、2011年夏商戦まで長期に渡って訴求していく。

 デジタル放送受信機の出荷状況は、総計約1.1億台のうち7558万台の約69%が完了、対して3442万台の約31%が未対応と予測される。WDLCはこのうち、26型以下の約1002万台(約9%)を対象に、地デジ搭載PCを軸にしたPCでの地デジ普及支援を推進する。リビングルーム設置の大型テレビと競合するのではなく、寝室や書斎、子ども部屋といった家庭内プライベートルーム/セカンドルームへの設置には「PC+テレビ+レコーダー機能と1台3+α役で活躍してくれる、デジタル放送チューナー搭載のPCはいかがだろう」と別の切り口で導入を促す考えだ。


photophotophoto 「“地デジ”化PC」キャンペーンの狙いと概要。プライベート/セカンドルームへの地デジリプレース需要に、PCならではの利用シーンとともに「地デジPCを──」を訴求する

 「今回のキャンペーンの目玉は“PCの地デジ化”。この最大のチャンス(2011年のアナログテレビ放送終了)を逃すことなく、どうにかこのメッセージを一般コンシューマーにダイレクトに伝えていくことが重要と考えた。現状は“テレビの買い換えイコールPCの購入”には直接結びつかず、“なぜPCでテレビを観るといいのか”などとも思うかもしれないが、WDLCでは、一般コンシューマー層のライフスタイルに準じた“PCならこうできる、PCだから可能になる”ことを地デジを軸に伝えたい」(堂山氏)

photophotophoto 総務省・Dpa(デジタル放送推進協会)・民放連の後援も受け、一般層に配布する地デジ普及促進用のパンフレットへ「地デジ対応テレビを買う」「地デジチューナーを購入する」以外に、「パソコンで地デジを見る」という項目も追加されることになった
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