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» 2010年05月13日 17時00分 UPDATE

VAIO Z ロードテスト:第1回 ポチッとな──を誘う、「VAIO Z」魅惑のオプション価格 (1/2)

VAIO Zが欲しいと思う人の多くが試す、VAIOオーナーメードモデルのカスタマイズシミュレーション。「おいで、おいで……」と誘う価格設定はかなり怖いものである。

[岩城俊介,ITmedia]

軽量、SSD、フルHD、8Gバイトメモリ……なのに結構安い──「VAIO Z」

photo ソニーの「VAIO Z」

 何だか次のはすごそうだぞといううわさと期待に始まり、2010年2月16日に明かされたその仕様。「っ、き、キターー」となった人は多いのではないか。

 ソニーの「VAIO Z(VPCZ1)」(以下、VAIO Z)は、“10万円以上のノートPCなんて、もういらないかもね”なんてのうのうと言っていたことを都合よく忘れさせた「スペック最強なノートPC」だ。

 去る2010年2月25日に行われた先行予約の「買い物しずらい状態」は、“その層”のニーズをいきなりガッチリとらえたことを強烈に物語る。STAR(スター:ソニースタイルの利用で貯まっていくメンバーシップポイント)の多い順にメールで案内された「エントリー先行予約販売用購入ページ」は、かなりSTARを貯めたあるソニーファンの知人が昼休みにアクセスした時もすでに“超重”状態だったそうだ。


 今回導入したVAIO Zの型番VPCZ11AGJ。OSにWindows 7 Professional(64ビット版)、CPUにCore i5-520M(動作クロック2.4GHz、Intel Turbo Boost Technology有効時で2.93GHz)、メインメモリ6Gバイト、フルHD(1920×1080ドット)のVAIOディスプレイプレミアム、ベーシックカラー(ブラック)とする、VAIO ZをVAIOオーナーメードモデルで購入する層にとっては“ほぼ素”の状態に、最下位SSD構成の128GバイトSSD(64Gバイト×2)/DVDスーパーマルチドライブとモバイルWiMAX(Intel Advanced-N+WiMAX 6250AGN)、指紋センサーのみを追加した。

 導入において重視したことは、フルHD解像度、軽量ボディ、モバイルWiMAX、SSD、バッテリー動作時間という仕事用モバイルノートPCとしての機能、そして(旧ノートPCが瀕死状態だったため)短納期、価格の7つ。Core 2 Duo搭載デスクトップPC以上のパフォーマンスと外部GPU、それに付随するエンターテインメント系機能はそれほど重視しておらず、オプション価格が相当お得なのは分かっていた(プロセッサーキャンペーン中でもあった)が、それだけに人気が集中し、納期が遅くなると踏んだCore i7-620M+8Gバイトメモリの構成を避けた。

 許せる範囲で“やや不人気”の構成とすることで、結果としてほぼ発売日(納品日を3月10日に指定)に無事納品されたが、それが正しい選択だったのかはもう少し使い続けてから判断することにしたい。……実はすでに、ケチらず「8Gバイトメモリ仕様」にしておけばよかったともう後悔しているが。


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