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仕事用マシンだって「Core i」シリーズを使いたい――「HP Compaq 8100 Elite SF/CT」ビジネスPCを新世代に(2/2 ページ)

» 2010年05月19日 12時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]
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ビジネスPCとして文句のないパフォーマンス

Windows 7のエクスペリエンスインデックスの画面

 評価機のスペックは、Core i5-650、メモリ2Gバイト(1Gバイト×2)、チップセット内蔵グラフィックス(Intel HD Graphics)、160GバイトHDD、DVD-ROMドライブ、Windows 7 Home Premium(32bit)という内容だ。この構成でベンチマークテストを実施した。

 まず、Windows 7標準のエクスペリエンスインデックスのスコアは右に掲載した画面の通り。これを見ると、最低スコアでもグラフィックスの4.8と、まんべんなく高い結果を出しており、Windows 7を快適に利用できることが分かる。

 そのほかのベンチマークテスト結果も優秀だ。CPU内蔵グラフィックスのため3DMark06のスコアは低く、3Dゲームのプレイには向かないものの、FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3ではHIGHで3402というスコアを出しているように、比較的描画負荷の低いオンライン系のゲームであれば対応できる性能を持つ。

 PCMarkVantageではHDD容量が少ないためか、静止画や映像のデジタル保存/管理をシミュレートする内容の「Memories Suites」と、やはり3Dゲームのパフォーマンスを見る「Gaming」のスコアが少し低めだが、Webアプリケーションの処理や暗号化復号化などのセキュリティ系処理を中心とした「Communication」や「Productivity」などでは良好なスコアが出ており、ビジネスPCとして不満のないパフォーマンスといえるだろう。

PCMark05(画面=左)とPCMarkVantage(画面=右)の結果

3DMark06(画面=左)とFINAL FANTASY XI Official Benchmark 3(画面=右)の結果


 HP Compaq 8100 Elite SF/CTは、省スペース型のスリムボディながら、新世代の基本システムを軸に高いパフォーマンスを実現しており、さらにメンテナンス性や優れた静音性も兼ね備えている。ビジネスシーンに必要な条件をスマートに満たしたデスクトップPCだ。ビジネス向けの省スペースデスクトップPCを探しているなら検討してみるといいだろう。

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